酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

五輪開会式・私の感想

2010年02月13日 | スポーツ
バンクーバー五輪の開会式をテレビで見た。

ただひたすら疲れただけだった。

この徒労感は、北京五輪の開会式を見た時と殆ど同じだったのには

我ながら呆れた。


そもそも私は、北京大会以前は、開会式にはまるで関心がなく、

見たこともなかった。

ところが北京大会では、特定の選手を見たくてつい見てしまったのだ。

今回見たのも同じ理由による。

考えてみれば、私と同じ理由で開会式を見る人は、かなり多いのかも知れない。


また、聖火点火のシーンに劇的感動を期待していたが、

これが期待外れに終わった点も北京と同様であった。


開会式の演出・構成が、北京五輪と極めて似ていたように感じたのは

私だけだろうか。

(それとも私が知らないだけで、開会式というものは

毎回こんな趣向なのだろうか。)


私はカナダの国内事情はまったく知らないが、先住民族などは

こういう時だけ(?)取り上げられているように感じてしかたがない。

(この点も北京大会にそっくり。しかしシドニー五輪でも先住民族の

アボリジニーが取り上げられていたそうだから、これはIOCの”既定路線”

なのかもしれない。)


それはともかく、冒頭でスノーボードで五輪の輪を潜り抜けて出て来るシーンは

今回の開会式で唯一の出色の場面であった。


後はもうひたすら退屈なだけで、某日本人男子選手のようにアクビが出るのは

止むを得ないだろう。


ところで私がお目当ての高木美帆選手は、入場行進ではいかにも中学生らしくて

また新しい彼女を見せてもらって、その点では満足している。