酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

サンドイッチ店でレタス栽培

2009年11月28日 | ビジネス
これには驚いた。

11/27の日経新聞・15面によると、サンドイッチの日本サブウェイが

来年1月にも、材料のレタスの栽培設備を備えた店を開くというのだ。


店内にガラス張りの栽培棚を置き、中では発光ダイオード(LED)を光源にして

成長促進のためにCO2の濃度を高めるといった”ミニ植物工場”にするらしい。


それもそのはず、経済産業省の「先進的植物工場推進事業費補助金」なるものが

2000万円出るらしい。


これは昨今の風潮から言えば、”税金で作るレタス”ということになる。


特定の企業のイメージアップの為に税金を使うのかという気持ちにもなるが

「植物工場推進」の為なら止むを得ないか。


何しろ初期投資だけで400~500万円掛かるという。


そして栽培設備の運営は外部に委託するとのこと。


計算では年に816個の収穫が見込め、これは店の使用量の1割程度だという。

従ってこれは、当然ながら経済効果ではなく「地産地消ならぬ”店産店消”」

という「新鮮・安心」をアピールするパフォーマンスに他ならない。


しかし栽培環境を消費者に見えるようにするということは

今まで写真での表示はあったものの、目の前で確認できるというこの試みは

けっこう受けるような気がするが果たしてどうなるか。