今日の日経新聞の土曜・別刷り版「日経PLUS1」の5面「親子教室」は
実に興味深いものであった。
それは「セーターは店の形態によってなぜ値段が違うのか」という切り口で
セーターの値段の内訳を表したものだ。
衣料品専門 百貨店に出店する 総合スーパー
チェーンA社 アパレルメーカーB社 C社
値段 2848円 9800円 1886円
(ウール100%) (ウール100%) (ウール50%・
ポリエステル50%)
(A,B,C社 全て中国製)
製造費 1396円 2744円 755円
(49%) (28%) (40%)
企画・販売費 1025円 2156円 754円
(36%) (22%) (40%)
各社の利益 427円 980円 377円
(15%) (10%) (20%)
百貨店の取り分 0円 3920円 0円
(40%)
このデータは「ファッション企画・コンサルティング会社の
モードインターナショナルの推計値を基に作成」したものだそうだが
これを見て、私を含めて一般人の多くの人は驚くことだろう。
何と言っても百貨店の取り分の40%という突出した多さと、それに比べて
そこに出店しているB社の利益の10%という意外なほどの少なさ。
百貨店業界というのは、こんなにボロイ商売をしていたのかと
言いたくなってくる。
「リーマン・ショック」を契機とした世界規模の大不況をきっかけにして
日本では消費者の態度が変わって来ており、私にはそれは一時的な変化とは
言えないような気がしている。
伝え聞くところによれば、今の若い人たちは非常に堅実な生活を
送っているらしい。
それはもちろん素晴らしい事であり、少なくともそれは
次のバブルが起きるまでは続くのではないだろうか。
素人考えを言わせてもらえば、百貨店のビジネスモデルは瓦解している
ように思う。
現に「はるやま」、「ユニクロ」、「H&M」が百貨店に出店することが
決まったらしい。
実に興味深いものであった。
それは「セーターは店の形態によってなぜ値段が違うのか」という切り口で
セーターの値段の内訳を表したものだ。
衣料品専門 百貨店に出店する 総合スーパー
チェーンA社 アパレルメーカーB社 C社
値段 2848円 9800円 1886円
(ウール100%) (ウール100%) (ウール50%・
ポリエステル50%)
(A,B,C社 全て中国製)
製造費 1396円 2744円 755円
(49%) (28%) (40%)
企画・販売費 1025円 2156円 754円
(36%) (22%) (40%)
各社の利益 427円 980円 377円
(15%) (10%) (20%)
百貨店の取り分 0円 3920円 0円
(40%)
このデータは「ファッション企画・コンサルティング会社の
モードインターナショナルの推計値を基に作成」したものだそうだが
これを見て、私を含めて一般人の多くの人は驚くことだろう。
何と言っても百貨店の取り分の40%という突出した多さと、それに比べて
そこに出店しているB社の利益の10%という意外なほどの少なさ。
百貨店業界というのは、こんなにボロイ商売をしていたのかと
言いたくなってくる。
「リーマン・ショック」を契機とした世界規模の大不況をきっかけにして
日本では消費者の態度が変わって来ており、私にはそれは一時的な変化とは
言えないような気がしている。
伝え聞くところによれば、今の若い人たちは非常に堅実な生活を
送っているらしい。
それはもちろん素晴らしい事であり、少なくともそれは
次のバブルが起きるまでは続くのではないだろうか。
素人考えを言わせてもらえば、百貨店のビジネスモデルは瓦解している
ように思う。
現に「はるやま」、「ユニクロ」、「H&M」が百貨店に出店することが
決まったらしい。