パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

絵文字とかスタンプから連想したこと

2021年03月05日 08時41分20秒 | あれこれ考えること

興味深いニュースがあった

健康長寿医療センターの調査
健康長寿医療センターの調査
健康長寿医療センター
健康長寿医療センター
健康長寿医療センター

東京都健康長寿医療センターがSNS利用者の心の状態を調べたもので
それによるとラインを利用している人は心の健康状態が良くて
ツイッターでつぶやく人は孤立感を感じやすい傾向が見られるとのことだ

これはなんとなくわかる
そもそもラインは友達同士の話で成り立って
いわば井戸端会議の延長みたいなもので気楽に交流ができているのに対し
ツイッターは匿名同士で、なんとなく似た傾向の人が集まりやすく
それも感情の発露(怒り?)が多く、それ故に精神的にも落ち着かないようになる
と想像できる(実感として)

これはそもそものSNSの種類の違いによるものと思われるが
気になったのはこの真面目なテーマではなくSNSで使われる絵文字、スタンプについてだ

自分はラインでもほとんど絵文字もスタンプも使わない
単に文字だけで済ます
それで十分と思っていて、特に不満はない
ところが頻繁にスタンプや絵文字を使う人がいる
その人に何故そんなに使うのか?と尋ねると
どうやら文字だけでは伝わらない気がして、感情を込める意味で利用しているとのこと

ここで安易に男女差を表に出すと文句を言われそうだが、この絵文字とかスタンプを使うのは
男性よりも女性のほうが多いのではないだろうか
コミュニケーション能力は女性の方が男性よりも高いとされている
文字以外のいろんなものから雰囲気とか感情を読み取って円滑な交流を成立している(と思われる)

そこで思い出したのが昔読んだ「女はなぜ突然怒り出すのか」(姫野友美)という本
男の脳と女の脳は少し違っていて、人間として一纏めの括り方だけでは十分ではないらしい
森さんに助け船を出すわけではないが、女の人と話すと話があっちこっちに飛んで
いつまで経っても結論じみたものが出てこない、、という経験がある
と同時に、自分が知らない情報を知っていると思い込んで話してくることも多い気がする
(〇〇さんが何々をして、、と言われてもこちらは〇〇さんを知らないのに)

男はやたらと結論を出したがるが、女はその時間を楽しめればそれで良し
とする傾向は、たしかにあるらしいとのことだ
ただしこれは世間話の話で、会議とか発言に制限がある場合は的確に整理されて
男女差なくこなされているし、場合によってはとて理路整然としている
(国会では田村智子氏とか辻元清美氏)

男と女は平等であるべきなのは当たり前のことだが
あまり深い考えのない本能的な(時期の)少年に、なりたい職業は?
と尋ねると、女の子のなりたい職業と明らかに違いが見られる
女の子は食べ物屋さんとか保母さんとか先生とか花屋さんとか
生活に密着したものを選ぶ
一方男の子は、どちらかといえば実生活からは遠い職業を選ぶ

脳の違いは進化の過程で必然的に生まれたのだろうが、こうした違いが存在するのは確かなので
何かを決める手段としての多数決の議決権が男性に偏るっているのは
あまり良くない事かもしれない、、と思ったりする
これはある程度、制度として女性の割合を増やす(クォーター制)、、
というのも現実的な方法かもしれないと思ったりする




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