パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

手もとに置きたい本

2013年12月26日 20時17分38秒 | あれこれ考えること
最近図書館で本を借りている
お金がかからないし、期限が区切られているので
読むのに拍車がかかる

ただ図書館に何時までも自分の読みたい本が
見つけられるかが少し心配だ
この町の図書館の本は圧倒的に小説類が多い
(自分の読みたいものは必ずしも小説ばかりではない)
多分大概の町でも同じだろう

それで、というわけでもないが
自分の持っている読み終わった本を寄贈することを思い立った
自分の本棚がいっぱいになって散らかっていることもあるけど
自分が何らかの印象を受けた本を(おすすめできる本を)
多くの人に読んでもらえるのはいいことかもしれない
などと単純に考えた

寄贈できそうな本をピックアップしてみた
つまり手もとから離してしまってもいい本のこと
多少こんな本が喜ばれるかな
と考えて選んだせいもあるけど
やはり小説類が多くなった


旅の仲間(上) トールキン
旅の仲間(下) トールキン
輪違屋糸里(上) 浅田次郎
輪違屋糸里(下) 浅田次郎
男 柳美里
ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎
マルセル 高樹のぶ子
天駆けるける皇子 藤木瞭
カラマーゾフの妹 高野史緒
シリウスの道 藤原伊織
さびしい王様 北杜夫
さらば財務省 高橋洋一
寂しい写楽 宇江佐真理
これからの正義の話をしよう マイケル・サンデル
余震 ロバート・B・ライシュ
フリー クリス・アンダーソン
日本式サッカー革命 セバスティアン・モフェット

並べてみると結構バラバラかも知れない

でもこれが自分の好みの反映かといえば
ちょっと違う
自分の好みはもう少し違うところになる

そしてそれらの本はなかなか手放したくない
それらの本が読まれるか、理解できるかはさておき
いつか読む時があると信じて
手もとに置きたいのだ

その本とは
哲学関連の本
全集ではライプニッツがあるし
フッサール、メルロポンティ、キルケゴール、アンリ・ベルクソン
サルトル、パスカル、デカルト、ショーペンハウエルらの本が
ちょこちょこ本棚に並んでいる
少し社会学方面ではリースマン、オルテガなんかは面白そう
アダム・スミス、マルクスも読んでみたい本の一つ

これらの本は、正直読んだわけではない
ちょっと噛じっただけというのが多い
しかし、とてもワクワクするくらい興味を持てたの事実
ただ残念なことに集中が続かない
何かの加減で読む機会が来ることを信じていたい

哲学関連でなくても面白かったのは科学関連の本
自然界における左と右
不思議な数eの物語
πとeの話
エレガントな宇宙
ワープする宇宙
重力の話
ヒッグス粒子

これらも手もとに置きたい本
吉田秀和全集
モーツァルトの脳
ピアノノート
~~の音符
リヒャルト・ワーグナー、ブルックナー、モーツァルト、ベートーヴェンに関する楽譜や本

詩集では
西脇順三郎、萩原朔太郎、立原道造
ヘッセ、サバ、リルケ、芭蕉
万葉集あたりも面白そう

それにしても、読書するには体力・集中力が必要だ
今は目がしょぼくて、記憶力もあてにならないので
結局読みたかった本は「積んどく」で終わりそうだが
それでも手放したくない
これこそが大げさに言えば
自分の目指したもののように思えて

挫折する本(小説)
失われた時を求めて
ユリシーズ

いつかその時は来るのだろうか

ところで自慢じゃないが読み返した本は少ない
シッダールタ(ヘッセ)
カラマーゾフの兄弟(ドストエフスキー)
幽霊・木霊(北杜夫)
再読したのを覚えているのはこれくらい

もう一度読んでもいいかなというのは
ガラス玉演戯(ヘッセ)
嘔吐(サルトル)
夏の砦(辻邦生)
いやもう少しあるかも知れない、、

しかし読める時に読んどかないと、、、
旅が
行ける時に行っておかないと行けずに終わってしまう
と同じように
読書にも何時迄も時間があるわけじゃない

せっかく今は読書のバイオリスムになっているので
頑張って読むことにしようか


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