パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ビール

2024年08月13日 09時47分14秒 | 徒然なるままに

今年ほどビールを飲んだ夏はない
気温によって売れる商品が違うことは知られている
豆腐、アイスクリーム、ビールなどは温度計を見ながら
仕入れ量を考慮するのだそうだ

と言っても、アルコールは強い方ではなく
「お酒は養命酒を!」のジョークで通している
それに冷たい飲料は強くない胃腸にこたえて
飲みすぎるとお腹がどんよりと重い感じがしてしまう

だが、今年はそんなことは言ってられない
冷蔵庫には切らすことなく冷えている
以前は、その都度コンビニで2缶購入していた
銘柄も決めず、その日の気分でモルツとかスプリングバレーとか
銀河高原ビールとか
つまりは、あまり飲まないので価格には無頓着だった

ところが、今年は価格にシビアになってドラックストアで6缶セットを手に入れている
一旦安い買い方をすると、その価格が普通というか当たり前になって
少しでも価格が上になると安いところで買わなきゃ損!
と同居人の癖が伝染している

ビールのCMでは「美味しい!」
との言葉がよく聞かれるが、「ビールって美味しいか?」と思う
飲んだ後「プファー!」と声に出るのはわかるし、一杯目の満足感もわかる
しかし美味しい!という実感はそんなにないのが自分の実感だ

美味しいという感覚は、たくさんの種類を飲んでこそわかるような気もする
絶対的な美味しさというより、あれよりこっちが好み!
がヘビードリンカーではない自分の実感

それなら何でもいいか?
といえばそうではないのが面倒なところ
今年は「晴れ風」お気に入りになっている
あまり苦くなくて、刺激もそんなにない、物足りないところもあるが
気になるほどではない

濃い感じのスプリングバレーはそれなりの丁寧なつくりで存在感があって
価格が少し高いのはわかる気がしているが、安い商品を知ってしまうと
なかなか手に取れない

実はビールってうまいな、、と感じたことはあった
何十年も前ミュンヘンで飲んだ時、爽やかな香りと喉越しで
今まで飲んだビールとなにか違うと実感したのだった
そのビールは小麦が原料のヴァイツェンビールで
いつも飲んでいるのと違っていたのを知ったのは随分経ってからのことだった

ヴァイツェンビールが好みということがわかってからは、銀河高原ビールとか
販売中止になってしまった「和」とか、ヴァイツェンビール系統を購入していた
だが、店に並ぶのは圧倒的に一般的な商品ばかり
そのうちに、なんでもいいや!の気分になってしまった

CMを見ると、ビールって感動するくらいうまいか?
と、わざとらしさを感じるのは意地が悪すぎるか

コメント (1)
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