パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

マイケル・ジャクソンは、、、

2009年06月29日 22時02分07秒 | Weblog
マイケル・ジャクソンが亡くなった

各界の人のコメントをテレビで流していたが
少しかわいそうだったのが麻生首相
通り一遍のことをもっともらしく話していたが
全然リアリティーがないし感情もこもっていない
世代も趣味も違うだろうから、麻生首相が必ずしも
適切な言葉を言えなくても、それはそれで仕方ない

一方、橋下大阪府知事のコメントは
流行の音楽として思い切り受け入れ、それを満喫した人だから
しっくりくるものがあった

こんな時、なにも好みのジャンルの違う麻生首相にコメントを求めたり
放映してしまうのは麻生さんの肩を持つわけではないが
どんなものかな?
(もっとも小泉さんなら気の利いたことを言ったかもしれないが)

さてかくいう自分は?

正直なところ自分はマイケル・ジャクソンには関心が無かった
確かにプロモーションビデオのダンスはカッコいいし
リズム感も切れがいい
でも、音楽が好みじゃないし
深く心を打つものは自分には無かった
スリラー、ビート イット、ブラック オア ホワイト
これらの有名な曲も自慢じゃないが聞き分けがつかないし
それについてなんら引け目を感じることは無い
結局、好みではないの一言で済んでしまう

もっとも自分の好みはいつも本流に流れるわけではなくて
太宰が嫌いだったり
小室哲哉が(あの時代でも)嫌いだったり
つまりは、へそ曲がりの部類?

しかし、それでも自分を正当化するために
何らかのもっともらしい嫌いな理由を上げるとすれば
音楽がそれ自体で今後何年も残っていくだけのクォリティを
持っているかが、自分にはおおいに疑問で仕方ない

かれはアメリカのスターで
大消費地で有名になり、その勢いで世界を席巻したのではないだろうか
(その時には本物か、どうかは問題視されなくなっていた)

これはなにやらカラヤンの場合と似ているような気がする
一旦評価が定まってしまうと、
なかなか反論は表に出ない
(評価できないものは鈍い感性の持ち主とか、時代遅れの
 刻印を押されたりして)

結局、正当な評価にはもう少し時間が必要
社会的なムーブメント以外に
マイケル・ジャクソンの音楽は果たしてどうだったのか

その時代を映し出す流行歌(ヒット曲)でいい!
と言いきってしまえばそれまでだが
なにか割り切れないものが残る

ま、毎度のことながら
どうでもいいことだけれど、、、

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