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やっぱり出た「だれが使うだん?」(新東名高速バス)

2016年03月01日 10時05分03秒 | あれこれ考えること

新東名高速道路に新城インターチェンジができ
2月13日に開通したので、この機会をうまく活用しようと
新城市では名古屋 新城の往復バスを走らせる計画がある

既にその補正予算が出され決まったしまったようだ
(恥ずかしながら議会傍聴に行ってもいつ決まったのかわからなかった
  確かに予算決算委員会で 何かが議決された)
本会議でまた議決をするものだと思っていた
(しかし途中で抜けたのでその時に議決があったんかもしれない)

予算決算委員会ではこの高速バスの運行について数人の議員から
疑問の声、質問があった
それらは議員でなくとも普通の市民が思うこと
一体誰が利用するのか
その計画の有効性・利便性は
他の交通機関との競争力は 
その財源は

計画は新城市民病院・市役所・三河東郷駅・もっくる新城を
停留場として名古屋側は藤が丘・長久手
所要時間は1時間半を想定

藤が丘は地下鉄があるし長久手は大学が近くに多い
それに名古屋東部はイオンなどの商業施設も開発されて
将来性のある地区だということが行政側から説明された 

現計画では費用は片道1000円
そして朝、昼、晩の3往復

市は安い、競争力があるというが
JRを使って往復すると(その日の内に)
平日1960円、土日休は1640円
値段も便利さもJRのほうが上だ 

しかしなあ、一体誰が利用するんだろう?
この計画を、知り合いの女性(主婦)に伝えたら
「だれが使うだん?」
やっぱりこの言葉が出てきた

財源は交付金だったか補助金(100%)で 賄われるようだ
ただし申請書類が通ればの話で、行政としては手応えはあるみたい
バス3800万円 委託料2300万円 
これが初年度

この事業は32年まで行われ、二年度以降のお金は別の補助金(交付金?)
で100%ではないかもしれないが賄われるようだ 

新城市では最近、将来不安という言葉がよく使われる
少子高齢化、人口減によることから導き出される不安を言っているが
そんなことよりも、この様な先行きのないような無謀な計画が
あまり審議されることなく決まっていくという現実に
不安を感じてしまう

ほんと、大丈夫なんだろうか?
議員さんたち、頼むから真剣に自分の仕事に取り組んで欲しい
(お金儲けや、プライドのためでなく) 


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2 コメント

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Unknown (けま)
2016-03-01 12:12:13
あらら、決まりですか。やってみないとわからないのかもしれない、ので補助金使って…てのはわからないでもないですが。コケた時の事を考えれば、バスはリースにするとか、なるべく損の出ないやり方を考えてほしいものです。
返信する
Unknown (腰痛持ち)
2016-03-01 16:05:57
予算決算委員会のあと、休憩、その後本会議で補正予算の決議で決まったようです。

途中で退出したので、その場にはいませんでした。
いつもの3人が反対で、その他は否定的な質問をした議員さんも賛成に回って決まったようです。

新年度の委託費については、今市議会でまた審議されるようですが、結果は、、、。

普通に考えて、わからないことが多くあっさり決められていきます。
返信する

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