パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

京都の紅葉(宝厳院と源氏物語と)

2022年11月27日 09時08分16秒 | 徒然なるままに

昨晩(11月26日)、NHKのBSで京都の嵐山の紅葉の特集をしていた
メインで扱われている場所が2019年11月22日に訪れた
宝厳院だったので見逃す手はない!とテレビ画面に向かった

画面に写ったのはこの場所で、まずは撮影する場所なのかもしれない

苔が一面に生え、その上に紅葉が落ちているこの写真は3年前撮影したものだが
いかにもインスタ映しそうで、きっと数人はSNSに挙げていると思われる

ただ残念だったのは夜間ライトアップしていることで
紅葉がきれいなのは光が溢れている時間帯だ
赤・黄、緑の葉のグラデーションが光を浴びたり
透かして見えるのは本当にきれいだと思う

この番組は大覚寺の様子も同時中継していて
そこではかつてお公家さんが楽しんだ舞踊を再現していた
雅楽の伴奏でゆっくりと展開されるその踊りは「青海波」で
どこかで聞いたことのある言葉だな、、
と思い出そうとしていたら「源氏物語」で扱われたと紹介されていた

そこで読んでみたのが「青空文庫」の著作権フリーの与謝野晶子訳・現代語訳源氏物語
7番目の「紅葉賀」で、確かにそのシーンはあった
でもその描写は光源氏の踊りが別格に素晴らしいの一色で
テレビ画面を通して見たゆっくりしたあの踊りは
それを味わう感受性は自分にはなかった

あの踊りは日本的と言うより異国風な感じだった
服装とか服の色が中国風というか韓国風と言うか、そんな感じで
昔は今想像するよりもっと中国とか韓国が身近だったに違いないと想像した

ということで、昨日たまたま見たテレビ番組で3年前を思い出し
あれこれ感じたということ

それにしても京都の紅葉は、、きれいというより、凄まじいい



コメント
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