小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

波と緑/丹後半島・天橋立 その6(最終回)

2011-05-24 22:03:57 | 旅行
波と緑/丹後半島・天橋立 その6(最終回)


Pentax K7/ Pentax 77mm limited

ここから遊覧船が往復しているのです。

この時から数年前に天橋立を訪ねて、遊覧船で対岸まで往復しました。この時はデジカメSony Cyber Shot 5.0 Mega pixelsでした。そのZeissレンズのすごさをお見せしましょう。

遊覧船からカモメの餌をまきながら、カモメとトンビを撮影しました。鳥の正面顔を撮りたかったのです。何故かはあとでご紹介します。



















これは我々ファルマフロンティア社(PF)のロゴです。鳥はロイヤルアホウドリ、アホウドリというのはちょっとまずいので、英語ではアルバトロスといいます。ゴルフのスーパーショットもアルバトロスといいます。ロイヤルアルバトロスは羽を広げると3m近くある世界最大級の鳥です。



生物は4万数千遺伝子の産物である蛋白質分子で出来上がっています。この分子が互いに関係し合うことが生命です。我々はこの分子全体の関係(分子ネットワーク)を鳥瞰図のように見て、しかも、鳥が、100m下の獲物を狙うがごとく、一気に目的の分子を捉えるのです。とらえる分子は、例えば薬を作る時の標的分子とか、病気の原因となる分子です。この我々のやり方を<Bird’s Eye Concept>と名付けました。そこで鳥の正面写真を宣伝に使ったのです。

受けたかって?お客さんは、我々の商品を注文するよりは、この写真を下さいと言うのでした。我々の主張は先端的過ぎて理解されなかったようです。鳥の写真は理解できるということです。<Bird’s Eye Concept>によるビジネスはいまでも我々のビジネスの中心です。理解されないので<Bird’s Eye Concept>という言葉を今は積極的には使っていません。しかし、今でも、ロゴのロイヤルアルバトロスは相変わらず世界中のビジネスを狙って宇宙を飛んでいます。



天橋立は我々のビジネスの発祥の地だったのです。おしまい。


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