小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

東北被災地復興支援ツアー その7

2012-12-18 20:47:18 | 日記
東北被災地復興支援ツアー その7

かき小屋の続きです。カメラは富士フィルムX-E1+ソニー・ツアイスズーム・バリオゾナー16-80mmです。



ここで働く方々は暗い雰囲気はない、皆さん元気に仕事をしている。昨日の津波警報もおくびにも出さない。 みなさん、実際は色々な不幸を背負っているに違いないのだが。





我々はいいきなもので、楽しく食べる。一人カキ10個、帆立て2個。



大変な量をみな完食。ミックスとご飯で1700円、昼食込みツアー代3800円、このツアーはリーズナブルと考えてください。



ボランティアの活動が書かれている。



寄せ書きが飾られている。



横断幕が飾られる。



ボランティアが作ったウッドデッキにはサンタクロースが飾られている。



海中にはクリスツリーが飾られている。









カキの筏が復興の歩みを示している。



カキ小屋を後にして、ツアーの最終地、岩井崎に向かう。途中に仮設住宅の一群と遭遇する。これは今回のツアーで一番考えさせられる。2年近くたっても仮設住宅暮らしが、どういう意味があるか。人は住まいが確定して初めて前に進める。最初から遊牧民ならともかく、なんで、こんなに長く住まいが確定しないのか。条件が整えば半年あれば住まいを確定できる。それがなぜ。前に進めなければ人間は壊れる。どうしたらいいのだろう?



岩井崎の途中はかつて賑わった海水浴場があり、現在はまったく何も残っていない。



流された三陸鉄道はここでの再建はあきらめ、専用バスの専用通路となっている。



鉄道の跡にバスが走る。



岩井崎にある海浜ホテルは全て水につかり残骸と化している。



岬への道、松林は残った。岬はまだ津波が高く無いのか?



以前からある龍に似た有名な古木も残った。



これも有名な潮吹き岩は、地殻のズレで潮が高く吹かなくなったそうだ。



道の途中に波で浸食された地点が点在する。



何にも残っていない海水浴場の跡を見ながら、本日のツアーは終了する。一関はバスガイドさんの予想に反して、まだまだ雪が降り続いていた。

以上で、東北被災地復興支援ツアーの話はおしまいです。みなさんもぜひ支援をお願いいたします。

富士フィルムX-E1+ソニー・ツアイス・バリオゾナー16-80mmに関しては明日書きます。
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