スピリチュアル・ライフ by birch99

スピリチュアリズムを小脇に抱えて・・・スピリチュアルな視点で日常を綴ります。

癌の話題 と 今どきの子どもたち

2008-03-15 14:48:23 | スピリチュアル・日常
人間の身体は、30兆個の細胞で出来ていて、日に5千個のがん細胞が出来、それを
毎日、自己免疫力にでやっつけているそうです。勝率5000勝0敗。遺伝的なもの
は、あまり無いようですが、同じ悪い環境で暮らしていれば(偏った食事、タバコ
など)当然、癌になる確率も高くなり、一家が皆、癌になる事も考えられます。ま
た二人に一人が癌にかかるということは、実に身近な病だということでしょう。

世界的に見て、日本が、もっとも癌の多い国のようですが、これは、要するに日
本は長寿大国あり、高齢になればなるほど、免疫力が低下して、癌になる確率が
高くなることに起因しています。

癌になる要因としては、偏った食事やタバコ、ストレス、加齢などが挙げられる
と思いますが、その辺りのお話は健康関連に譲るとして、スピリチュアリズムの
面から見ると、カルマ的なものなどが挙げられるのでしょうか?
(この辺りで、お詳しい方がいらっしゃいましたらお教えください)



話は変わりまして、
小学生の30%以上が、人は死んでも生き返ると思っているそうです。ゲームなど
のバーチャル的な関与の影響かとメディアでは捉えていますが、スピリチュアリ
ズム霊学の方向からは、どう解釈したら良いのでしょうか?

高度成長期からバブル崩壊にかけては、’物欲の時代’と言えるのではないでしょ
うか?私が働き始めた頃(1981年頃)は、大半の人たちは、マイホームやマイカー
を目指して働いていました。戦後、家長制度は、どんどん衰退していきましたが、
バブル崩壊により、それは加速し、一般的な人生設計的な幸せの図式は、壊れて
しまいました。

そんな指針やレールを持たない親たちに育てられた子どもたちの自由度は、高まり
、また、ゲームやインターネットなどの仮想空間に入り込むようになりました。
そして日常生活は、コンビニなどの普及により、全く不便を感じさせない世の中です。

以前なら、一日の時間の使い方として、もっと生活そのものに費やされる時間が
多かったでしょう。
例えば、

・何かを調べる時、以前なら図書館や本屋さんへ行っていたのが、検索
エンジンにキーワードを入れるだけで情報が入手できる。

・友だちと待ち合わせする時、やきもきしながら待っている時間があったが、
今では、ケイタイメールで、相手とすぐに繋がり、精神面での’待ち時間’がない。

・食材を買ってきて食事を作らなくても、お弁当を買ってきてチンすれば何でも
食べられる。

要するに、便利になればなるほど、空白の時間や、目的に辿り着く時間が、
どんどん無くなってくるわけです。ゆとりや余裕を感じられなくなってきている
のは、このあたりに起因しているのでしょう。

話が大幅にズレましたが、物が溢れかえる現代、物欲が薄れつつあります。そして
生きていくための日常生活も、さほど意識しなくてもよい現状です。そんな中で、
意識が、バーチャルな面へと向かうのは、避けられない事なのでしょう。

スピリチュアリズムも、目に見えない世界の話ですから、ともすればバーチャル
的な感覚を伴います。現世を生きながら、この世で、与えられた(自分で与えた)
課題に取り組み、自らの魂の向上を目指すには、現実との折り合いやバランス
が不可欠でしょう。

’人は死んでも生き返る’・・・もし、それを、肉体的な事ではなく、霊的なレ
ベルで見ているとしたら・・・ぜひ、今の子供たちにもスピリチュアリズム霊学
を学び、現世で生きていく目的や目標を知ってもらいたいと思いますね。

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