Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

地下適応(2)

2023年10月17日 06時30分00秒 | Weblog
 「イスラム組織ハマスが7日の大規模攻撃で狙ったのは、イスラエルだけではない。この地域では、米国がイスラエルとサウジアラビアの関係正常化を後押しするなど新たな安全保障秩序の構築に向けた動きが活発化しており、ハマスにはパレスチナ国家樹立への希望を脅かしかねないこうした動きにくさびを打ち込む狙いがあったとみられる。ハマスを支援するイランも、警戒感を強めていた。
 「一方で、サウジとイスラエルは国交正常化に近づきつつあることをそれぞれ示唆。消息筋はこれまでに、サウジ側は米国との防衛条約締結に強い決意を持っており、パレスチナ人に有利な譲歩を引き出すために正常化の合意を遅らせることはないと、ロイターに述べていた。

 ハマスの狙いが、イスラエルとサウジとの国交正常化を妨害することにある点は、衆目の一致するところだった。 
 サウジ当局もこれを理解しており、当初は「正常化の合意を遅らせることはない」と述べていたようだ。
 ところが、・・・・・・。

 「両国の交渉に詳しい情報筋によれば、「サウジアラビアは正常化をめぐる協議を中断する決定を下し、米国政府側に伝えた」という。
 「一方、サウジアラビア外務省は13日、衝突発生以降、最も強い言葉でイスラエルを非難する声明を出した。「パレスチナ人をガザから強制的に退避させるという(イスラエル側の)要請は断じて認められない。ガザで無防備な市民を標的にし続けていることを非難する」としている。

 サウジにとって「ガザからの退避強制」は看過できないことであり、このためにイスラエルとの協議を中断せざるを得ない状況となったようである。
 こうしてみると、今のところ、ハマスの狙い通りの流れとなっている。
 しかも、ハマスは、地上戦に対しても準備万端だという指摘がある。
 
 「イスラエルの安全保障関係者の1人は、ロイターに「作戦目的はハマスの軍事能力と装備一式を破壊することにあり、長い時間が必要になる」と説明。標的の大半は地下にあり、まずは地上の敵を一掃しないと地下壕にたどり着けないと付け加えた。

 ハマスは、地下適応を進めてきたらしい。
 そうすると、今後は地下での激しい戦闘も予想される。
 報復の連鎖を止めるため、日本の技術力を活かして、地中海にパレスチナ人が住むための人工島を建設出来ないものだろうか?
 犠牲になった方々に合掌。
 

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