そらいろの日々

育児とミステリ

白の鳥と黒の鳥

2005-09-04 | 読書記録
『白の鳥と黒の鳥』いしいしんじ

日常と非日常、正気と狂気が、音もなくくるくると絶えず入れ替わってる。そんな印象の短編集。
ユーモアとブラックユーモアがたっぷりです。
「薄桃色の猫たち」が、もう半端ないくらい怖かった…!
読んだ後で本物の猫見て、思わず話の内容思い出して身震い。トラウマになりそうな怖さです。
あとは「すげ替えられた顔色」が好きかなあ。意味もなく怖い。そして深い。
「緑春」も好きです。こういうオチ大好きー!

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