菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

チャミ、虹のたもとへ

2020年01月05日 | チャミ
ご心配をおかけしておりましたが、

チャミが1月3日、13時40分、虹のたもとへと旅立ちました。
昨年の暮れから急に食欲がなくなり、少し食べても吐くようになっていました。
気にはなっていたのですが、年末ということと猫は比較的良く吐くことがあります。
しかし、元日の夜に体調が急変、夕方にほんの少し食べた食事をすべて吐いてしまい意識がなくなってしまいました。
すでに年齢は16才を過ぎており、人間でいえば90才弱。
前回糖尿病の時は病院で治療していただきましたが、今度悪くなったときはチャミの命は天命にゆだねると決めていました。
それに今回は、今すぐにも逝ってしまうようなか細い呼吸でしたので、病院に行くことはしませんでした。
それが正しかったかどうかはわかりませんが、もしかしたら、違う手立てがあってもう少し生きのびたかも知れません。

チャミはほとんど意識のない中で(そう思いたい)、生死の狭間をさまよっていました。
そんな中でも、今回は生への執念というものをまざまざと感じとることができました。
これはチャミの意思で行っているのではなく、恐らく生を受けたものの本能なのかも知れません。
意識がなくなってからは、定期的な発作や激しいけいれんに悩まされました。
激しいけいれんはネットなどで調べると老猫に多く発症し、また脳内異常等が考えられ、自分の意思と関係なく発作が起きるということらしい。
私達はただ見守るしかなく、発作の度に体をさすってあげるのですが、かわいそうで耐えがたいほどの辛さでした。
それがまる二日間続きましたから。
チャミ、もう、十分頑張った。
それ以上頑張らなくても良いから楽になって・・・。

そうこうしているうちに、運命の1月3日。
再度発作が起きたときに、最後の力を振り絞ったのか頭をもちあげて私達のほうを向いてくれました。
しかし、発作が終わって暫くしてからは急激に呼吸が弱くなり、その後静かに息を引き取りました。
猫の体感時間にしたらかなり長く、辛かった2日間だったと思います。
果たして今回の対応が正しかったかどうか、正月でも病院を無理に開けてもらって見てもらったほうが良かったのか・・自問自答しています。

今となっては、沢山の思い出と、はかりしれないほどの癒やしを与えてくれたチャミに感謝しかありません。
ありがとう、チャミ。
よく最後まで生ききった。
とても楽しく幸せな17年間だったよ。
本当にありがとう。
また虹のたもとで会おう。
それまでは、ちょっとの間お別れだ。



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