田舎だより

稲刈りが終わった田んぼは僕達の格好の遊び場でした、棒切れとボールさえあればそこは野球のグランドで、脱穀で出たくず藁のやまがあればオリンピックの体操競技のマットだったり、プロレスのマットだったり、泥を手ですくって投げあったり、、、そんな昔のことを思い出しながら今日は一日、稲刈りの終わった田んぼをトラクターに乗って耕していました、土の中から無理やり追い出されるミミズや小さな虫を狙って近くの川から白鷺がやってきます、今日はいつもの真っ白い白鷺にまじって灰色っぽいでかい白鷺（？）も来てました、ケータイのカメラで撮ろうと胸のポケットに手を伸ばすとその気配が判るのか器用に長い足で走って逃げていきます、で、その写真が撮れませんでした、周囲３００メートルに人の姿は見えず、うす曇の秋の空にトラクターの低いうなり声が吸い込まれていきます。
　今年の稲の作柄は平年なみ、またこれから1年この米を食べることができます、しばらくトラクターを止めて空を見上げてみます、どこにいるのか、本当にいるのかわからない、何か大きな意思に感謝しながら。

オートバイと自転車

ブログ始めたばかりなので、画面を見ながら試行錯誤やってます、テンプレートはちょっとドラマティック過ぎるのでシンプルなものに、文字ももうちょっと小さくてもいいかな、自分の部屋を住みごごちよくするように、徐々に変えていくつもりです。
　さて、16歳で原付の免許をとって50ccのオートバイに乗り始め、現在まで30年以上オートバイが私の周りになかったことはありません、結婚したときは経済的な理由でそれまで保有していた750ccのオートバイを手放したのですが、友達から廃車寸前の125ccのオフロード車をただでもらい乗っていました。現在の私のオートバイはスズキのジェベル250XC、カタログからはもう消えましたが、ガソリンが17リッターも入り長距離ツーリング、山道走行も可能なオフロードバイクです、これに折りたたみ式のパイプ椅子を積んでどっか涼しいキャンプ場などで読書するのが、この夏のマイブームでした。
　オートバイのいい点はいっぱいありますが、まずガソリンをあまり食わない、車が行けない山の奥まで行ける、車と同等のスピードで走れる、走ってて気分がいい（晴れた日に限る）、駐車場がいらないから（街中以外に限る）どこでも自由に行ける、などが代表的なものかと思います、欠点については想像がつくと思いますのであえて書きませんが、私の場合は「いい所－欠点＝いい所たくさん残り」という感じで、年間の走行距離は車よりオートバイの方が多いのが普通です、ただこれは雪のあまり降らない九州だからという話かと思いますが。
　それが、このごろオートバイに乗る距離が少なくなって来ています、何でかというと自転車です、毎日通勤する職場まで約15Kmあるんですがこれを自転車通勤に変えたのが3年前、その前からも時々レベルで自転車に乗ってきていたのですが、先輩から中古のクロスバイク（街乗り用のギアが21段くらいある軽量スポーツ自転車）を譲ってもらいその魅力に目覚めたわけですね、普通の買い物自転車（前にかごが着いているやつ）に比べると軽く前に進むし、スピードも出ます、自分だけの力で動くという意味では歩くことや走ることに比べてはるかに少ないエネルギーで、また速度は2倍から3倍くらいで移動することができます、小さい頃自転車に乗れるようになって今まで行けなかった場所、隣の町や歩いたら2時間はかかる秘密の釣りの場所などへ気軽に行けるようになったあの頃の感動を誰も覚えていると思いますが、それを思い出したような気がしました。
　というわけで今はロードバイク（ドロップハンドルのやつ）、マウンテンバイク（サスペンションがついたごついやつ）、クロスバイク（通勤に使用）、普通の買い物自転車と4台の自転車を保有しています、この自転車生活についてはこれからたびたび書いていきたいと思っていますが、さて、私のこれから先の移動手段はどうなっていくのでしょうか。
　
　

はじめに_20091022

ブログを始めることにしました、タイトルの「日盛りの道の上で」は真夏の昼下

り、白く反射する田舎道の路上で、あるいは陽炎が立つ都会のアスファルトの通りの真ん中で、

立ち尽くす私のイメージです、立ち尽くす私は田舎の少年であったり、ランナー姿の青年であった

り、くたびれたスーツのさえない中年男だったりします。

これは私が自分のことを考えるときいつも心の中に浮かぶイメージです。

とりあえず、いつの間にか飽きてやめてしまうのはいやなので、毎日更新を目標に日々のこと、

趣味のことなどを書いて行きたいと思います。