日盛りの道の上で

日々の日記と家族のこと、仕事と趣味、雑感少々

衰えた・・・

2010-11-22 11:03:34 | インポート
昨日町の駅伝大会があり、40歳~50歳男400Mという区間があったので、参加しました。

地区の体育担当をやっている関係で、他の人に出走をお願いする手前、自分が出ないわけにはいかないと思ったからなのですが、、、400Mが駅伝の区間距離として適当かどうかの議論はさておき、一応フルマラソンを完走したこともあるし、毎日自転車通勤30Kmは伊達じゃない。

久しぶりの駅伝ということで、柔軟、アップを十分にすませて待っていると、来ました2位です、「よっしゃーーー、絶対前を抜いちゃるうーーー」、舞い上がって100Mのスタートのように飛び出しました、直線なので前のランナーの背中とその先の中継点まで見通せます、ドカドカと自分の足音が聞こえてきます、「あれ、何か足が重いような」と一瞬思うのですが、ままよ、と短距離を走るようなペースで走り続けます、前のランナーはすでに中継を終わったようで、それでも少しでも差を縮めようと心の中で「うおーー」と叫びながら中継点を見ると次のランナーが手を挙げてこちらを待っているのが見えます。

たすきを両手で持って転げこむように中継点でリレーを終わったあと、つんのめって顔から地面にころんでしまいました、眼鏡は傷が付き、片方のつるが外れています、はずかしいので「足が動かん--」とか言いながら、立ち上がって道のわきのほうへ、顔は擦り傷だけのようですが、血が出ていると心配されるので、さりげなくシャツで顔を拭くと大丈夫のようです。

とぼとぼとスタート地点まで、脱いだウェアを取りに引き返す私の後姿の肩は落ち、すこし足を引きずっていたかもしれません、「衰えたな・・」といつもの冗談ではなく、少し声に出してつぶやきました。