家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

来て嬉しい、帰って嬉しい

2024-08-07 11:00:46 | Weblog

昔から「孫は、来て嬉しい、帰って嬉しい」という。

事実今それを味わっている。

今回は一人だけで新幹線でやって来たから初めから驚きだった。

小学校2年生が一人で新横浜から浜松まで来られるのだから良い国なのだ。

さて、いざ来てみると猛暑で昼間やれることが少ない。

弁天島に海水浴に二度行った。

二度目は干潮になる数十分前だったから海水浴場の面積が極端に少なく、そしてとてつもなく浅い。

少年にはどちらも関係なく、水遊びには問題はなかった。

水が楽しくて全く恐れていず体に妙な力が入らないから手を伸ばして水に浮かばせてみたら、かかとまで浮いていた。

そのまま手で水をかき息が出来れば水泳だ。

クラゲがウヨウヨ海の中を漂っていて体を刺されるのではないかと心配した。

大きなヤドカリがいて、それでも30分程度遊んだ。

プールとは違う遊び方をさせたかったのだが、それは成功したと言ってよさそうだ。

自転車は遊ぶには遊んだが如何せん気温が高すぎて、どこかに行ってきたということはない。

メイトという原付に乗せて走った時には「今日は風が強くて横に振られるな」と感じたのだがミラーに映った孫は目を閉じていた。

居眠りをしていたのだ。

国道を少しその状態で走ったのだが私の後ろからくる車が付いてこない。

私の後ろに乗る子供がグラグラしていてひょっとして落ちたら自分が引いてしまうと思ったのかもしれない。

8日間3人で過ごし9日目に両親と弟が合流した。

11日間を一緒に過ごしたが昨日家族で帰っていった。

帰る前に母親から聞いて分かったことがある。

新幹線が停電で少し遅れが出た時のことだ。

母親は、どこかのサイトを見て知ったのではなく車内放送を聴いた孫が母親にメールで知らせたから、そのあと我々に連絡が来たというからくりだった。

通っている塾の勉強もタブレットで行うからWi-Fiの事もよく知っているしタブレット操作も大人顔負けだった。

一家が合流して弟がTVでこれを見たいと言ってぐずった時に父親は怒らずにTVというのは見たい番組が見られるものじゃないんだよと根気よく教える。

だがそれでも「いやだ。見たい」というのが小さな子なのだ。

そうしたら母親の出番が来た。

やさしく、しかし毅然と説いて聞かせTVではなくタブレットを見ることを承知したら今度は「切り替えができておりこうだったね」と褒める。

私の時には、もっと感情的になっていたし今の子育ても良いもんだなぁと感じて自分も勉強になった期間だった。

さて皆帰ったらジジババ二人だけのゆっくり流れる時間が戻ってきた。

昨夜は8時間28分睡眠をとったと記録されていた。

あと数日経過しないと元に戻れない気がする。