愛犬リズンが野鳥（瑠璃鳥？）に変身して声をかけてくる・・・

愛犬リズンが亡くなってから2週間余が過ぎた。病室のようだったリビングルームがやけにだだっ広く感じてしまう。後ろ両脚が高齢から徐々に不自由となり、寝たっきりの生活が約半年間、彼女は毅然と耐えて弱音や泣き言など吐くこともなく、憐れみを乞うような眼差しもなかった。ただ、自殺を試みるような行動をしたことがあった。家人がそれに気づき小生に打ち明けた。その行動は応接のソファと絨毯を敷いたフロアの狭い隙間に、自分の細い鼻づらを突っ込んで（口が開かないように）しばらく動かない。その状態を自らに課して、苦しくなると慌てて鼻づらを引き戻す。何度も試みて、小生もそれを目撃した。犬が自殺行為をするのか？と専門家に訊いてみたいとさえ思ったが、訊ける心理状態にはなかった。リズンが亡くなった翌々日から青い野鳥（瑠璃鳥？）が我が家に向かって頻りに鳴く。電線やＴＶのアンテナに停まったり、また向かい家の屋根のてっぺんからハッキリと声掛けしてくれている。家人曰く、その声は「やさしくしてくれてありがとうね、私はここにいるよ！」朝夕10分程度、昨日も今日も鳴いている。その声が毎日聞こえてくることで、家人の心身の疲労困憊状態が少しづつ癒されているようだ。きょうの楽しかったことは、○リズン喪失感が少しづつ癒されていること、○Netflix配信『バクラウ 地図から消された村』（ﾌﾗﾝｽ･ﾌﾞﾗｼﾞﾙ2020年）ブラジル片田舎の村バクラウで起こる不可解な出来事と暴力の災禍ーー貧困、格差、そして政治によって主導される同胞たちの分断が描かれているが悲惨なこと。○家人特製のおむすびとくぎ煮、ウマかったことだ。（11,540歩）