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◆地球温暖化が私たちの生活に与える深刻な影響

2008年04月24日 | 大学・研究機関による
先日の記事(地球温暖化の影響)で,既に現れている温暖化の影響と,
今後予想される温暖化の影響を簡単にご紹介しました。

この話を聞いたシンポジウムでは,もう少し詳しく
地球温暖化の影響について紹介があったので,
またまた自分自身のおさらいの意味で,皆さんと
シェアしたいと思います。


地球温暖化によって,目に見えて起こってくるのは,
極端な気象現象が頻発すること,そして海面上昇です。
 ↓
 ↓
これらは自然環境に大きな影響を与えます。
◆水資源:川の流量が変化したり,地下水の塩分濃度が高まったり。

◆生態系:生物種の減少・絶滅,湿地や森林の減少

◆沿岸地域:波による浸食,島嶼国の水没
 ↓
 ↓
自然環境が変化すると,当然人間の生活,生業にも甚大な
影響が見られてきます。
◆農林水産業:病害虫の発生,農業用水の欠乏など

◆金融業:保険支払額が増加する(会社の破綻につながる)

◆国土保全:高潮や台風による被害(復興費用の増大)

◆産業・エネルギー:観光資源の劣化,エネルギー需要の増大

◆医療・健康:熱帯性の感染症の増加,発生
 ↓
 ↓
そして,こうした人間社会への影響が深刻化してくると,
「経済」が打撃を受けますし,「世界の安全」,ひいては
私たち一人ひとりの「生命」が脅かされることになります。


以上のように,温暖化がもたらす影響は,
単に,気温が上がるだけでなく,さまざまな問題を引き起こし,
私たちの生活全般に及んでくるんですね。
 

私たちにとっては,地球温暖化による影響をいかに
イメージすることができるか,それが大切なんだと思います。
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◆講座:第2回Forsta連続講座「森林の保全とFSC認証制度を学ぶ」

2008年04月23日 | イベント情報
以前ご紹介したForsta講座ですが,
その2回目が開かれるそうです。

なんでも第1回目は,時間が短すぎるという参加者の声が多かったそうで,
今回は少し時間を延ばして開催されるとか。

さて,講座の案内です。


第2回目の講座は次の内容になっております。
ゲストスピーカーは「100万人のキャンドルナイト」や
「ほっとけない世界の貧しさ」で若い女性をはじめ環境に関心がある方
の支持を得ているマエキタミヤコさんです。
たくさんの方のご参加をお待ちしております!

【日時】2008年5月17日(土)14:00~16:00 開場12:30 

【場所】アサヒ・アートスクエア (東京 墨田区アサヒビール本社ビル隣)
http://arts-npo.org/aas/

【内容】〈第1部〉 
    講師:Forsta代表・東京大学名誉教授 太田 猛彦
    タイトル:日本には木がいっぱいあるのに使っていない
            木材自給率は20%
            熱帯林の破壊や違法伐採を防ぐには
    *日本は国土の約70%が森林で覆われているのに、
     世界でも有数の木材輸入国です。
     その現状と日本が果たす役割について解説します。
    
    〈第2部〉
    ゲストスピーカー:エコクリエーター マエキタミヤコさん
    
   *森林には木だけでなく、鳥も虫も動物も住んでいて生態系が
    成り立っていること、オーストラリアのタスマニアで起こって
    いることなどの話題をお話しいただきます。そしてどうして
    森林を保全しなくてはいけないのか?
    私たちはどうしたらいいのか?など私たちにヒントを与えてくれます。

【資料代】500円/1回

【定員】100名

【協力】アサヒビール株式会社

【主催】特定非営利活動法人日本森林管理協議会(Forsta)

【申込】下の内容をご記入の上、MAIL(okuyamak@forsta.or.jp)あるいは
FAX(03-5716-4186)にてお申込みください。
なお、ご連絡いただいた個人情報は、本講座に関するご連絡、参加者の属性の把握、
今後のイベントのご案内などにのみ使用させていただきます。なお定員(100名)に
なり次第締め切らせていただきます。
◆氏名
◆職業あるいはお勤め先
◆住所
◆電話番号
◆E-MAIL
【問い合わせ】Forsta事務局 奥山 tel:03-3707-3438 

詳細は次のサイトをご覧ください。
http://www.forsta.or.jp/event/serias_seminar/serial_seminar.html
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◆Googleの文字が地球の日仕様に!

2008年04月22日 | ネットより
検索で通常Googleを使用している方は、

すでにご存知だと思いますが、

今現在のGoogleページにアクセスすると、

ロゴが地球の日(Earth Day)仕様になっているのを

見ることができますよ!!


地球の日にこんなイメージを抱くなんて、

私はちょっと意外でしたが、皆さんはどんなロゴに

しようと思われますか?
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◆地球温暖化の影響:既に現れている影響と今後予想される影響

2008年04月22日 | 大学・研究機関による
先日参加したシンポジウムで,温暖化が社会に与える影響を
簡潔にまとめてあったので,おさらいの意味でご紹介しましょう。


地球温暖化によって社会は深刻な影響を被るであろうことが
予想されています。

それは,気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第4次報告書でも
明確に言われていることですね。


さて,地球温暖化による影響は既にさまざまな現象として
観測されています。

・氷河が後退していること

・世界各地の異常気象(豪雨・洪水,干ばつ,猛暑など)

・20世紀だけで平均海面水位が17㎝上昇

・1995年~2006年の最近12年間のうち11年は,
 1850年以降で温かい順トップ12に入る。

などだそうです。



そして,今後予想される影響としては以下のようなものが
挙げられています。

・洪水・干ばつが増大したり,台風が巨大化するなどの異常気象の頻発

・2100年までに海面が18~59センチ上昇

・気象変化にともなう死亡・疫病・傷害の増加,媒介生物の分布変化

・穀物類の生産量,魚類の分布・生産量の変化

など簡単には人間の力では対処できないレベルの損害が
生じる可能性が高いと考えられているようです。


つまり,このままでは世界経済は大打撃を受けることになる
のですね。


EU各国はCO2削減に向けてますます積極的な姿勢を強めていますし,
アメリカも次期大統領は党によらずCO2対策を重要課題として
取り上げるでしょう。

日本も洞爺湖サミット(別名:環境サミットとも)を機に
環境機運が高まっていますし,このうねりをより大きなものにして
世界一丸となって取り組むことになりそうです。
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◆シンポジウム「生物多様性シンポジウムin北海道」

2008年04月21日 | 大学・研究機関による
毎年5月下旬に日本造園学会の全国大会が開かれます。

今年の大会会場は北海道ということですが,この学会大会にあわせて
最近非常にホットな話題である「生物多様性」に関する
公開シンポジウムが開催されるそうです。

生物多様性という言葉は,研究者など専門家の中では
一般的に使われる言葉となりましたが,まだまだ
歴史の浅い単語ではないかと思います。

生物多様性の説明(Wiki)

しかしながら,この生物多様性が今後の地球環境問題を
考える上で,非常に重要な概念となることは間違いありません。
このシンポジウムが環境省主催ということからも伺えますね。

ぜひ,この機会に生物多様性について学んでみませんか。

会場が北海道ということで,参加できる方は限られるとは思いますが,
お近くの方,学会参加者はどうぞ。


==============================
平成20年5月24日(土)開催
生物多様性シンポジウム
「北海道の未来を拓く生物多様性~自然を活かした地域づくり~」

場所:北海道大学クラーク会館講堂
主催:環境省
==============================

1.日時 平成20年5月24日(土)10:00~12:00

2.主催 環境省、(社)日本造園学会

3.場所 北海道大学クラーク会館講堂(北海道札幌市北区北8条西7丁目)

4.テーマ 北海道の未来を拓く生物多様性~自然を活かした地域づくり~

5.目的 生物多様性は、すべての生命が存立する基盤を整え、人間にとって有
用な価値を有し、豊かな文化の根源となり、将来にわたる暮らしの安全性を保証
する存在です。昨年11月に策定された第三次生物多様性国家戦略においては、生
物多様性を社会に浸透させることが基本戦略の一つとされており、5月22日は国
連の定めた国際生物多様性の日です。日本造園学会全国大会が開催されるこの機
会に、会員のみならず、広く市民の参加を得て、北海道ならではの自然環境や生
物多様性を保全し、これらを活用した持続可能な地域の発展・振興のあり方につ
いて考えます。

6. シンポジウムの内容
(1)時   間:10:00~12:00

(2)参 加 費:無料

(3)定   員:500名

(4)プログラム
◆トークショー「北海道の魅力と生物の多様性」

   出演 中島朋子(女優)
      熊谷洋一(東京農業大学教授、中央環境審議会自然環境部会長)
   司会 林美香子(キャスター・フードジャーナリスト,
            スローフード&フェアトレード研究会代表)


◆パネルディスカッション
テーマ「生物多様性がもたらす北海道の魅力と地域づくり(仮称)」

パネリスト 熊谷洋一 座長
      近藤哲也(北海道大学教授)
        ~緑地学の立場から~
      三膳時子(霧多布湿原トラスト理事長)
        ~湿原の魅力を支える生物多様性
      林美香子
        ~食と農、食の多様性と生物多様性~
      神田修二(環境省自然環境局国立公園課長)
        ~自然環境行政の立場から~


7. お問い合わせ・申込み
(1)お問い合わせ
  ・環境省自然環境局国立公園課
   TEL:06-4792-0705 FAX:06-4790-2800
   JILA@env.go.jp

(2)申込み
氏名又は団体名(団体の場合は団体名及び代表者氏名)、住所及び参加人数を添
えてFAX又はE-mailのいずれかにより上記お問い合わせ先へお申込み下さい。参
加証を返信しますので、当日ご持参下さい。
定員になり次第、締め切らせていただきます。
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