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◆オーガニックコットンが環境を守ることにつながるって??

2008年04月11日 | 雑誌より
私たちが,普段着ている服の材料である綿が
農作物であると意識しているでしょうか?

そして,その栽培には多くの農薬と殺虫剤が使われて
いることをご存知でしょうか?


綿花(コットン)の栽培には,世界全体で使用している
農薬用殺虫剤の25%,除草剤など農薬の10%が
使われています。

これらが,土壌や栽培する人々に深刻なダメージを
与えているんです。


しかし,オーガニックコットンは違うそうなんです。

オーガニックコットンは3年間農薬や化学肥料を使っていない
農地で,農薬や化学肥料を使わないで生産されているため,
こうした環境や人体への影響はほとんどないとか。

栽培に使われる農薬や肥料については,厳格な基準が設けられて
いて,認証機関が実地検査をしています。


こうした環境や人体に配慮した生産がなされている
オーガニックコットンですが,世界全体の綿生産量
約2,500万トン(2006~2007年)のうち,わずか0.12%しか
ないそうです。


日ごろ,何気なく綿素材の服を着ていますが,
それが土壌や水を汚染したり,栽培する人の健康を蝕んだり
した上に生産されたものと知っていると,なるべくオーガニック
コットンの使われたものを選びたくなりますね。

日本では生産コストの面で国内産業としては綿栽培は見合わない
ため,全てを輸入に頼っていますが,海外の生産国の多大な
犠牲の上に私たちの衣類が成り立っているんですよね。


※オーガニックコットンに関する詳しい情報は
オーガニックコットン協会

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