今年2月下旬に,サントリーが都市緑化事業に
新製品をもって参入することを発表しました。
ブランド名は「midorie:ミドリエ」。
「緑のアトリエ」をイメージした命名だそうですが,
私には,都市の中に緑の絵を描く「緑絵:みどりえ」という
意味合いも含まれているような気がします。
最近TVや雑誌で屋上緑化・壁面緑化が取り上げられ,
注目もますます高まってきています。
こうした注目の高まりを背景に,今後まだまだ成長する
分野だとサントリーも踏んだのでしょうし,新製品に
対する自信も大きなものがあるのでしょう。
この新製品ですが,従来の屋上緑化の資材と比較して,
土を使わないというのがポイントです。
土の代わりにパフカルという,園芸やさんで見かける
「ユニット苗のスポンジ版」のようなものを採用していて,
土を使わないから軽い・汚れないというメリットが
を強調しています。
また,屋上だけでなく,壁面にも緑化ができるそうです。
形状は,約50センチ角のトレイ。
そこに植物が植えられた6つのパフカルを並べるように
なっています。そして,そのパネルを連結するようです。
パフカルという土を使わない素材の緑化システムではありますが,
簡単に言ってしまえば,「土を使わないユニット苗」専用の
プランターのようなものでしょうか。
ですから,起伏のない平面的な緑化を図る場合には,
従来のセダムや芝生などと競合すると思われます。
ヒートアイランド現象の緩和という点では,その効果に
興味があります。
しかし,今や屋上緑化では,単に緑化するというだけでなく,
アメニティも求められるようになっています。
ヒートアイランド現象の緩和に加えて,その緑地を
利用して楽しむということが求められています。
そういうニーズにこたえられるように工夫の余地が
まだまだありそうです。
サントリーは世界初の青いバラを開発するなど,生花事業にも
力を入れてきました。そこで開発された園芸品種を壁面緑化
などで活用することも考えているのではないでしょうか。
年間1億円の売り上げを目標としているようですが,
サントリーというブランドを活かして,どれだけ
既存市場に割って入れるか,見ものです。
※屋上緑化について知りたい方にご紹介したい会社
⇒屋上・壁面緑化で最大手の東邦レオ
新製品をもって参入することを発表しました。
ブランド名は「midorie:ミドリエ」。
「緑のアトリエ」をイメージした命名だそうですが,
私には,都市の中に緑の絵を描く「緑絵:みどりえ」という
意味合いも含まれているような気がします。
最近TVや雑誌で屋上緑化・壁面緑化が取り上げられ,
注目もますます高まってきています。
こうした注目の高まりを背景に,今後まだまだ成長する
分野だとサントリーも踏んだのでしょうし,新製品に
対する自信も大きなものがあるのでしょう。
この新製品ですが,従来の屋上緑化の資材と比較して,
土を使わないというのがポイントです。
土の代わりにパフカルという,園芸やさんで見かける
「ユニット苗のスポンジ版」のようなものを採用していて,
土を使わないから軽い・汚れないというメリットが
を強調しています。
また,屋上だけでなく,壁面にも緑化ができるそうです。
形状は,約50センチ角のトレイ。
そこに植物が植えられた6つのパフカルを並べるように
なっています。そして,そのパネルを連結するようです。
パフカルという土を使わない素材の緑化システムではありますが,
簡単に言ってしまえば,「土を使わないユニット苗」専用の
プランターのようなものでしょうか。
ですから,起伏のない平面的な緑化を図る場合には,
従来のセダムや芝生などと競合すると思われます。
ヒートアイランド現象の緩和という点では,その効果に
興味があります。
しかし,今や屋上緑化では,単に緑化するというだけでなく,
アメニティも求められるようになっています。
ヒートアイランド現象の緩和に加えて,その緑地を
利用して楽しむということが求められています。
そういうニーズにこたえられるように工夫の余地が
まだまだありそうです。
サントリーは世界初の青いバラを開発するなど,生花事業にも
力を入れてきました。そこで開発された園芸品種を壁面緑化
などで活用することも考えているのではないでしょうか。
年間1億円の売り上げを目標としているようですが,
サントリーというブランドを活かして,どれだけ
既存市場に割って入れるか,見ものです。
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