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◆21世紀の革新的なエネルギー技術

2008年04月15日 | 新聞より
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2008年3月5日@□経済産業省□
 温暖化防止へ革新21技術選定
経産省プレスリリース
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経済産業省は,地球温暖化対策に有効と考えられる
21の革新的な技術の開発計画を策定しました。

「Cool Earth-エネルギー革新技術計画」というそうです。
安部前首相が昨年5月に「美しい星50(クールアース50)」を
発表しましたが,その中で,2050年までに世界全体の
温室効果ガス排出量を半減するとの目標があります。

これを受けて,ではそのために具体的に使える技術は何か,
ということで検討が進められてきました。


その革新的な21の技術とは以下のとおり。

(発電・送電部門)
◯ 高効率天然ガス火力発電
◯ 高効率石炭火力発電
◯ 二酸化炭素回収・貯留(CCS)
◯ 革新的太陽光発電
◯ 先進的原子力発電
◯ 超電導高効率送電

(運輸部門)
◯ 高度道路交通システム(ITS)
◯ 燃料電池自動車
◯ プラグインハイブリッド自動車・電気自動車
◯ バイオマスからの輸送用代替燃料製造

(産業部門)
◯ 革新的材料・製造・加工技術
◯ 革新的製鉄プロセス

(民生部門)
◯ 省エネ住宅・ビル
◯ 次世代高効率照明
◯ 定置用燃料電池
◯ 超高効率ヒートポンプ
◯ 省エネ型情報機器・システム
◯ HEMS/BEMS/地域レベルのEMS1

(部門横断的な技術)
◯ 高性能電力貯蔵
◯ パワーエレクトロニクス2
◯ 水素製造・輸送・貯蔵


耳にしたことのある技術もあれば,
何のことかさっぱり見当もつかない技術もありますが,
今回選定された技術に関しては,国のバックアップで
開発が進められていくわけです。

このうちどれだけが実用化に至るか現状では不明ですが,
投資に見合うリターンを得られるよう研究開発を
進めてもらいたいですね。


※経産省のプレスリリースのページから,
各技術についての資料が読めますよ。
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