使わないと決めた言葉

今日の日経新聞に、三船美佳さんのエッセイが載っていた。
夫はＴＨＥ虎舞竜の高橋ジョージさんである。

子供が出来たとき、夫婦で決めたことがあるそうだ。
それは、子育てに関して「大変だ」という言葉を使わない事。
せっかく夫婦のハッピーの種を持って生まれてきた子に対して、
そんな言葉を使っていたら申し訳ないという理由らしい。

不思議な事に、ネガティブな言葉を封印して楽しいことばかり話していると、
気持ちがどんどん明るくなり幸せな気持ちになる。
それが子供に伝わり笑顔になり、またその笑顔で夫婦がさらに楽しくなる。
幸せの相乗効果である。

以前、テレビで島田紳助さんもこんな事を言っていた。
「病気をしたとき、もうあかん、もうだめや、ばっかりゆうとったら、見舞いに来てくれていた赤井英和がな、それを聞いて、『紳助さん、あかんあかんゆうとったら、ホンマにあかんようなりまっせ、言葉には魂がありますねん。そんな言葉口に出したらあきまへん』
ってゆうてくれたんや。それから言わんようになった。」

三船さんは、子供が生まれた知人にも「我が家の約束」を勧めているそうである。