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こばなし

日々のよしなしごと

クイーン・コング Queen Kong

2005年12月26日 | 映画
巨大メスゴリラと人間の恋を描く「キング・コング」をアレンジした作品。1976年に製作されたもののオクラ入りとなっていた。監督・脚本は「ミイラ転生/死霊の墓」のフランク・アグラマ。出演は「if もしも…」でデビューしたロビン・アスクイズほか。日本では、独自の台詞回しによる日本語吹替版のみを公開。声優は広川太一郎(レイ・フェイ役)、小原乃梨子(ルース・ハビット役)ほか。 goo映画

「幻の作品」と言われたら、見ないわけにはいかない。
B級を前面に押し出した映画は嫌いではない。
見る前から「B級映画としての楽しみ方をしよう」と思えるからだ。
関係ないが、関根勤氏のB級映画の鑑賞センスには感服してしまう。

この映画は予想以上に面白かった! 正直驚いた。
吹き替えの声優さんがまた素晴らしい。声を聞いているだけで笑えてしまう。
そもそもキング・コングは悲しい話だが、これはハッピーエンドというところもいい。
実際わたしはキング・コングよりも、こっちのほうが好きかもしれない。
本当に馬鹿馬鹿しい映画だが、その馬鹿馬鹿しさが気持ちいい。むしろ爽快。

最初は男の人へのサービスで、女の人のセクシーショット三昧なのに、
最後はウーマン・リブ運動へと発展し、女性解放が叫ばれたり。
その唐突さがまた笑える。男にも女にもサービス。笑

笑えた台詞集
「だからデオドランドつけろって言ったでしょ!」
「ジャングルじゃ必要ないと思って…」
「エチケットにジャングルも都会もないの!」

(クイーン・コングに対して)「まったく手のかかる女!」

さらばにくったらしい人!

思い出したらまた笑えた…
主役二人の声優さんの言い方がほんと絶妙なのだ
コメント
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