今これを打っている時点では、すでに2006年なのだけれど、
新年のご挨拶は、元旦の日付けに追いつくまで預けさせていただきます
~裏表紙より~
巨大な彗星が世界を巡る。それはシャーマンファイト開催を告げる星。でも葉くんはいつも通り、緊張感まるでなし。そんな葉くんの前に、パッチ族のシルバが現れた。なんと精霊を連れた彼は、S.F.(シャーマンファイト)運営委員で!?
「君が答えを知っているなら それは「知識」であって「知恵」ではない
知恵とは閃き 無から有を生み出す力 不可知を既知にする才能
それはつまり この世に新たな可能性を見いだす光
よって 人類を導くべきシャーマンキングにとって 最も必要な力こそが---
この知恵なのだからな」 シルバ
知識だけなら誰にでも得ることができる。
美輪明宏も言っていたが、知識を教養として使えるようにならなければ意味がない。
でもそれが一番難しい。
「遅い… ったく 葉の奴!!
こんな時間まで晩ごはんも作らずに どこほっつき歩いてんのかしら!!!」 アンナ
「だからって君はそのためにぼくを呼びだすのか---!!」 まん太
このまん太のツッコミがなければ、この漫画の面白さはきっと下がるだろう。
あっぱれ、まん太
「あたしは『オレが世界を救う』なんて奴はもちろん信用しないし
『やってやるぜ』ってガツガツした熱血マンが大キライ
だって そんな奴らに限って己の欲望むき出しで しかも口先ばっかり
オレがオレがって 普段調子のいい事言ってる割には 困難にぶつかるとすぐへこたれる
なぜかわかる? 奴らは結局 自意識と己の欲でしか目的を持たないからよ
でも葉は違う
あいつは ラクでいたい 以外の目的なんか持ちあわせちゃいないもの
だからあいつはいつも笑っていられるし
目的に縛られて 自由とゆとりを失う事もない
それは逆に言えば いつでも自由な発想で なんでも出来るって事
人の欲望は 満たされた瞬間消滅するわ
欲のために生まれた目的がシャーマンキングなら
それを果たした後 その人は何をしてくれるのかしら?
葉は 何があっても葉でいられる
だからあたしは そんな葉を愛してる
だからあたしは---
葉は必ずシャーマンキングになれるって 信じているのよ」 アンナ
これを読んだとき、少しわかった気がした。
わたしがアンナちゃんを好きなのは、自分にも少なからずこういう冷めた部分があるからだ。
暑苦しい人は苦手だ。
そっとしておく優しさがあることを知らない、おせっかいすぎる人も苦手。
先陣を切って舵をとる人よりも、静かにしかし着実に事を進める人の方が好きだし、
きっと自分もそういう種類の人間なのだ。
興味のないことには、少しも熱狂できない。
友だちに「社会人になったら少しはゴルフ勉強した方がいいよ」と言われたが、
わたしはきっと一生しないだろう。そんなこと、わたしにとってはきっと地獄だ。
そして思った。恥ずかしがることも、疑うこともなく、
「愛してる」なんて言い切れたら、しあわせだろう。
わたしにもいつか、家族以外の人にそんなことを言える日が来るのだろうか。
新年のご挨拶は、元旦の日付けに追いつくまで預けさせていただきます
~裏表紙より~
巨大な彗星が世界を巡る。それはシャーマンファイト開催を告げる星。でも葉くんはいつも通り、緊張感まるでなし。そんな葉くんの前に、パッチ族のシルバが現れた。なんと精霊を連れた彼は、S.F.(シャーマンファイト)運営委員で!?
「君が答えを知っているなら それは「知識」であって「知恵」ではない
知恵とは閃き 無から有を生み出す力 不可知を既知にする才能
それはつまり この世に新たな可能性を見いだす光
よって 人類を導くべきシャーマンキングにとって 最も必要な力こそが---
この知恵なのだからな」 シルバ
知識だけなら誰にでも得ることができる。
美輪明宏も言っていたが、知識を教養として使えるようにならなければ意味がない。
でもそれが一番難しい。
「遅い… ったく 葉の奴!!
こんな時間まで晩ごはんも作らずに どこほっつき歩いてんのかしら!!!」 アンナ
「だからって君はそのためにぼくを呼びだすのか---!!」 まん太
このまん太のツッコミがなければ、この漫画の面白さはきっと下がるだろう。
あっぱれ、まん太
「あたしは『オレが世界を救う』なんて奴はもちろん信用しないし
『やってやるぜ』ってガツガツした熱血マンが大キライ
だって そんな奴らに限って己の欲望むき出しで しかも口先ばっかり
オレがオレがって 普段調子のいい事言ってる割には 困難にぶつかるとすぐへこたれる
なぜかわかる? 奴らは結局 自意識と己の欲でしか目的を持たないからよ
でも葉は違う
あいつは ラクでいたい 以外の目的なんか持ちあわせちゃいないもの
だからあいつはいつも笑っていられるし
目的に縛られて 自由とゆとりを失う事もない
それは逆に言えば いつでも自由な発想で なんでも出来るって事
人の欲望は 満たされた瞬間消滅するわ
欲のために生まれた目的がシャーマンキングなら
それを果たした後 その人は何をしてくれるのかしら?
葉は 何があっても葉でいられる
だからあたしは そんな葉を愛してる
だからあたしは---
葉は必ずシャーマンキングになれるって 信じているのよ」 アンナ
これを読んだとき、少しわかった気がした。
わたしがアンナちゃんを好きなのは、自分にも少なからずこういう冷めた部分があるからだ。
暑苦しい人は苦手だ。
そっとしておく優しさがあることを知らない、おせっかいすぎる人も苦手。
先陣を切って舵をとる人よりも、静かにしかし着実に事を進める人の方が好きだし、
きっと自分もそういう種類の人間なのだ。
興味のないことには、少しも熱狂できない。
友だちに「社会人になったら少しはゴルフ勉強した方がいいよ」と言われたが、
わたしはきっと一生しないだろう。そんなこと、わたしにとってはきっと地獄だ。
そして思った。恥ずかしがることも、疑うこともなく、
「愛してる」なんて言い切れたら、しあわせだろう。
わたしにもいつか、家族以外の人にそんなことを言える日が来るのだろうか。