こばなし

日々のよしなしごと

HAPPY Xmas SHOW!

2005年12月24日 | テレビ
高校の友だちから夜ごはんのお誘いがあったのだが、
どうにも卒論が終わりそうにないので、泣く泣くお断りした

パソコンに向かいつつテレビをつけていたら、
HAPPY Xmas SHOW!が始まった。
そうだった、ORANGE RANGEが出るから見なければ! と思い出した。
そんな不純な動機で見ていた番組だったが、意外に大人向けで素敵な音楽番組だった。
コブクロと佐藤竹善のハーモニーは素晴らしかった。
佐藤竹善の声はいつ聴いてもたまらない。
ゴスペラーズと鈴木雅之のコラボも素敵。ため息。
稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」が、
あんなに切ない曲だということに初めて気づく。
玉置浩二の「プレゼント」に癒された。綺麗な曲。
♪悲しいことも そっと抱いてごらん それは優しさに いつか変わるんだ♪
思わずじ~ん。
charだったりシンディー・ローパーも出てきたりして、
テレビの音楽番組には珍しいレベルの高さ。
ただ浜崎あ◯みだけは余計だった。
なんでいつも演歌調に声をのばすのだ! 頼むからやめてくれ。
浜崎と野村◯男の2ショットを見るたび、
思わず爆笑してしまうのはきっとわたしだけではないはずだ。

山崎まさよしに思わずときめく。
こういう犬みたいな男の人がわたしは好きだ。
その後ORANGE RANGEが出てきて、
「クリスマスでも常夏の曲をやるぜ」などといって、
「恋せよセニョリータ」を演奏し始めた。
ただクリスマスの曲を突如やるなんていう技量がないだけじゃないのか?
と思わず毒を吐いてしまう。
わたしの好きなギターのNAOTOが髪を切っていてかっこよくなっていた!
「そうだそれ!」と思わずテレビにつっこむ。
「あとは眉毛がもっと太かったら最高」なんて勝手なことも。
しかしやはりNAOTOはたいして映らない。
この人ソロになってプロデュースとかしたらいいのに。
そしたらもっと好きになる。

しばし妄想にふける。まさよしNAOTO 結婚するならどっちか?
激戦の末NAOTOが勝利する。
勝因は若さ、ちょっと前にうたたねしてたらNAOTOが夢に出てきた、結婚したら沖縄暮らし等。
自分でも自分の阿呆な妄想に馬鹿馬鹿しくなるが、妄想中はいつでも真剣。

番組の節々に、松任谷正隆と中村雅俊の対談が組み込まれていた。
BGMがジャズだったので、クリスマスのジャズコンサートなんていいなぁと考える。
いつかそんなクリスマスを迎えてみたいものだ。

最後は「HAPPY XMAS (WAR IS OVER)」で終わる。
なんて素晴らしい選曲。
わたしはこの曲を聴くとどうしても泣いてしまう。
だっていい曲すぎる。あったかすぎる。優しすぎる。
聖夜にすばらしくふさわしい曲。

いい気分でそのまま終わりたかったのに、
番組の中のミニドラマに出てきたすこぶる貧相なサンタと、
「あ、サンタさんだ」「サンタだよ」というカップルの台詞に、
そこは「サンタが出たぞー!!」だろ!!! とつっこんでしまう。
あたしゃ病気か…