こばなし

日々のよしなしごと

こちトラ自腹じゃ!

2005年12月23日 | テレビ
虎の門の中の「こちトラ自腹じゃ!」コーナーが好き。
井筒監督の意見については、きっと賛否両論あるだろうし、
ときどき言い過ぎかなぁとも思うが、わたしは彼を嫌いではない。
わたしは自分ではあまり意識していないのだが、どうやら毒舌家らしい。
ただ思うままのことを言っているだけなのだが、それが結局「毒」らしい。

井筒監督は正直な意見しか言わないからいい。
映画を取り上げて紹介する番組は、たいていあたりさわりなく誉めることしかしない。
仕方のないことなのかもしれないが。
だから井筒監督がはっきりと映画をけなしている姿を見ると、気分が良くなる。
それに彼の言うことは、実際当たっていることのほうが多い。
その証拠に、彼が星3つをつけた映画にハズレはないと、わたしは思う。
今回彼は「SAYURI」を観ていたのだが、わたしが違和感を覚えたことすべてを言ってくれたので、
思わず拍手を送ってしまった。

疑問点
なぜ京都が舞台の映画を英語でやるのか?
なぜ日本人の役者にわざわざへたくそな英語を喋らせなければいけないのか?
なぜ芸者の役が中国人なのか?
なぜ日本人であるはずの芸者の目が青いのか? ←阿呆か!!
「芸」というものをきちんと理解しているのか?


井筒監督が全部言ってくれたので、もやもやがすっきりした
こういう映画をよりによってハリウッドが作っている。馬鹿みたい。
とことんB級映画だったら、駄作ぶりも楽しめるのに。

「こんなもんはアメリカの植民地映画だ!」
なんてうまいこと言うんだろう。井筒監督!