婆娑羅麺遊記

麺との戯れ
京浜急行沿線(主に横浜)メイン
食べたラーメンを"自己満足"で載せます
個人的な感想なので悪しからず!

宗家一条流がんこラーメン十八代目@難波

2011-04-22 | 東京都・神奈川県以外
本日、午後は法事で大阪へ

二郎、大勝軒ときて

またまた未食の有名なラーメン一派が

一条流がんこラーメン

一条安雪氏が高田馬場に開いたラーメン屋の流れを汲む店
いろーんな所にその分店がありますな

歴史を話すととっても長くなりそうだし、何より恥ずかしながら受け売りの知識なんで説明は割愛

要はがんこラーメンが大阪にあったので来ましたよって話です

宗家一条流がんこラーメン十八代目
大阪ミナミの繁華街、難波でございます

吉本なんば花月劇場のすぐ横

一条流の店は黒塗りの外装に、営業中は牛骨がぶら下がっているとの前情報通り、そんなお店を発見

かなり細長い店

店内はカウンターのみの小狭い店
更に何処かで見た類いのこんな貼り紙w


ラーメンは塩と正油があって、それぞれ
エビ油、ネギ油、赤唐辛子とにんにくの油のどれかが乗る
後は辛塩、背脂正油がある

一番人気は塩のエビ油らしいが、ここは自分の感情に素直に

塩ラーメン(赤唐辛子とにんにくの油)(700円)
味つけ玉子(100円)

をオーダー

若い店主さんがお一人で切り盛り
写真撮影にも快く応じてくれ、店内の貼り紙とは裏腹に愛想の良い感じ

5分ちょいでラーメンが出された

膨らむ期待

スープを一口
………噎せたorz
で、気を取り直してもう一口
うまし!(´∀`)
なるほど評判はダテじゃない
鶏豚をメインにした清湯スープは、所謂神奈川端麗系とは違い、塩ダレがキリッ!と主張するタイプ
散々各所でしょっぱいと言われていたが、正直週4で家系直系のラーメンを喰う俺としては、むしろ心地よい塩梅w
出汁がジンワリ沁みると言うより、鋭利な塩ダレが出汁を際立たせている感じ
何より一口目で俺を噎せさせた赤唐辛子とにんにくの油!
これは素晴らしい!
辛さとガーリックパンチが合体して口内に侵入してくるわけだが、何せ辛さが洗練されている!
辛い塩ラーメンって何杯か喰ったけど、どうも野暮な辛味が裏目に出てスープの繊細さを邪魔することが多い
その点、この油はスープの邪魔どころか、ナイスアシスタントになっているのです!
うめーっ!

麺は中細縮れで多加水のプリプリ
強靭で伸びにくく、それでいてスルスルイケる
コシ、喉越し、食感、茹で具合全てバッチリ!
量もそこそこあり、満足

具はチャーシュー3枚、刻みネギ、メンマ、味玉、海苔
チャーシューは細長く、箸で摘まむとホロリと崩れるバラ肉
薄味ながらも肉の旨みはシッカリ残し美味な上に、デフォルトで3枚も乗るという気前の良さが素晴らしい!
刻みネギは太めの輪切りで、5mmくらいの厚みがあるのでザックリとした食感がアクセントになる
メンマはやや柔かめで味付けも抜かりなく美味い
味玉も同様で黄身も適度な硬さで仕事の丁寧さが窺える

やはり、期待は間違ってなかった
とても美味い!

スープまで飲み干した

そーいや、こっちでは食べ終えた丼をカウンターの上に上げる習慣ってあんまりないみたいで、何気なく丼上げてダスターで軽くカウンター拭いたら凄く感謝されて
ついでに店内の写真とか撮ってると「ブログですか?^^」と話しかけてくれて

芸能人のサインもたくさん


味もさることながら、一条流がんこラーメン
という一つのオリジナリティを感じて満足出来た!

大阪のラーメンも侮れないぜ!




ぺいす

★★★★★+

住所 大阪府大阪市中央区難波千日前10-13
電話番号 非公開
営業時間 11:30~16:00 17:00~20:30(スープ切れ次第終了)
定休日 不定休


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