バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

小さな社会にとどまっているのはもったいない

2020-12-18 16:26:00 | テニス留学
ジュニアの大会が終了して、16日からは大人の大会を開催しています。
毎年この時期テニスオーストラリア主催のオープン大会を開催する代わりに、UTRの大会にしました。
賞金総額5000ドルというとても寛大な金額の賞金がもらえる大会です。

大会でもトラブルになる、ほとんどのケースはオーストラリア式を理解していないことが本当に多いと感じます。

オーストラリアがいろいろな国の文化に対して、人々に対して寛大すぎるぐらい寛大なので、自分たちのやり方が通ると勘違いしてしまうのでしょうか?
変えることが難しいのはわかりますが、国によりルールやしきたりがあるということにどうして気が付かないのかなと思います。

オーストラリアでのやり方を尊重する姿勢さえあれば、英語なんてできなくても十分、とても楽しく過ごせて、その上世界が広がるということを、日本から留学生が来られるようになったとき、教えてあげたいです。
そしてその、違ったやり方、考え方を知っていることは、これから日本が変わろうとしている中で、大きく発揮できる力だと思います。

自分の今いる狭い、小さな社会だけで満足していないで、違った考え方ややり方を知ることからもっと多くの友達ができて、もっと違う場所にもいかれて、もっと多くの人から頼られたり、好かれたり、テニスでももっと上のレベルに行かれたりする、日本できっと尊敬されもてる人になれる、ということを、伝えるのが私の使命だと思っています。

普段当然と思っていることが実は違う、そういう考え方だけじゃないということを知ることは、とても価値があり、興味深いことです。
変わることを恐れず、面白いと思ってほしい。
それに気が付かせてあげられるように、頑張りたいと思っています。