バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

2021年も終わります。

2021-12-31 11:21:00 | テニス留学
2021年には多くの希望を持ち、コロナがおさまっていることを願ってスタートした1年でしたが、まだですね。
日本への行き来もまだできず、大事な人をなくしても会いに行くこともできず、それでも2022年には今できないことができているようにと、世の中が平和で安全な場所であるようにと願っています。

ハードコートが半年かかりましたが出来上がりました。

一時はカーペットをしこうという提案をされたこともあり(基礎から全部作り直さなくてはならなかったから)テニスへの情熱、選手育成をしたいアカデミーの、ビンスの情熱をわかってもらうのに時間がかかりましたが、出来上がりました。

ただカーペットはずして塗るだけと思っていた私mask、ハードコートを作るのがこんなに大変だったとは、今回初めて知りました、基礎を時間をかけてしっかり作り、とてもよいハードコートになりました。



日本から留学ができるようにはなりましたが、まだまだいくつものルールに縛られ、簡単ではありません。
現地の方たちがたくさんテニスに来て、現地のジュニアの数がとても増えました、いろいろな人種、いろいろな人たちに出会います、テニスをする人たちは裕福なご家族が多いですが、どんな職業であっても、人として大事なことは何よりも誠実であることだと思います。

多くの人とつながった2021年、アカデミーはパンデミックの間もいろいろな方のご協力により、進化できました、よい指導者がそろい、2022年はもっと強力に進化しますよ。皆様どうぞよいお年をお迎えくださいね。



お金では買えないものその2

2021-12-16 12:49:00 | テニス留学
明日から恒例のこの時期に行われるマネートーナメントが始まります。
第一シードはデイビットが招待したクイーンズランドから来てくれているカラムくん。デイビットと10年前から友達でセルビアに遠征に一緒にいったり、またクイーンズランドの遠征のときにはお世話になっています。

昨日のパーティーは私もとても楽しくて、食事はとてもおいしいし、ワインも、その上キッズの笑顔とか楽しそうな表情、その上ご父兄で顔見知りではない人たちも仲良さそうに話している姿を見られただけでも幸せでした。

前にも書いたのですが、アカデミーに来るみんなが仲間であり友達であるということが一番大事だと思います。
テニスを通じてつながれるように、クラブハウスもリラックスできるように、ここでつながる人たち、そして昨日はご父兄もテニスを一緒に楽しんでいました、レッスンのたびにご父兄も仲良くなりこの場所で会えるのを楽しみにしているのがわかります。

そういう楽しい時間もお金では買えない貴重な時間です。

7月から始まっているハードコートの工事はまだ終了していません。ロックダウン、そして雨で遅れてしまったのと、質のいいハードコートを作るためには基礎をしっかりしなくてはならないということですね。時間がかかっていますが、大会には間に合いませんが、とてもよいコートができあがると思います。

そして私も息子のテニスの試合観戦を楽しみにしています。



お金では買えないもの

2021-12-15 08:36:00 | テニス留学


長いスクールホリデーが始まります。
スクオッド最終日の今日は練習の前にミニクリスマス。
ご父兄もジュニアも大勢集まり楽しい時間になりました。
写真撮影しながら、そして楽しそうな子供たちの表情やご父兄を見ていたら、涙があふれてきました。

コロナになるまでは留学生中心だったこのアカデミーがここまで広がり多くの選手やジュニア、コーチも増え、予約もいっぱいの日が増え、忙しさは150パーセントになっています。コロナで失ったもの、大事な友達との時間やふれあい、楽しい会話、留学生との時間、頻繁に行き来できた日本へ行く時間や日本の家族や友達との時間、でも得ることができたものも大きいと思っています。

ここまで来るのに多くのサポートをしてくださったご父兄がいます、このご父兄のサポートなしにはここまで到達するのは不可能でした。

クラブハウスを改装するためのアドバイスや新しいデッキを作ったり新しいハードコートのべースを作るアドバイスやお手伝いをしてくれたジェイソン(ハーパーのお父さん)、 弁護士さんに頼んだら多額の費用がかかる書類を何時間もかけて作ってくれたマーク(イーサンのお父さん)そしてチャンピオンシップのための賞金や大きなトロフィー、コンピューター、ソフトウェア、Wi-Fi、今日のケータリングの提供をしてくれたタングさん(ジョシュアのお父さん)などなど。お礼をしてもしきれないぐらい多くのサポートをしてくださいました。

どうやってお返しすればいいかとビンスと話していましたが、どのファミリーも裕福でプレゼントには迷います。共通してどのご父兄も私たち自身が自分の子供に願っているように、自分の子供の力をどこまでも信じ、テニスでいかれる最高峰のレベルに達することができたら、一番喜んでもらえるだろうという結論になりました。

そのためにはこれからも私たちバークレーアカデミーが今まで以上にみなさんのために多くを与えられる、スポーツの良さ楽しさを伝えられるアカデミーであり続けることだと思います。2022年でマッコーリー大学でアカデミーをはじめて30年、さらに進化し続けていき元気にみんなの笑顔を楽しみに精進していきたいです。




毎週日曜日がとても楽しみ。

2021-12-06 17:22:00 | テニス留学


今年は夏らしくない暑さはまだで、雨ばかり。太陽が出ている日がとてもありがたく感じられます。それが理由でハードコートがまだできあがっていません。item3rain

今月からテニスオーストラリアの大会が再開しゴスフォードでジュニアとマネートーナメントが行われています。

ジュニアを引率する父兄は2回のワクチン接種をしていなくてはならないというルールです。大人の大会はワクチン接種なしの選手は受け入れしてもらえません。

昨日のアカデミー主催のUTRの大会はジュニアの大会があったにもかかわらず満員でした。
私立の学校は長い夏休みが始まっているところもあります。

ビクター家の子供二人も参加してくれて、7歳のビートくんが1位。
(12歳以下のグループで。)ビクターは16歳のころ学校を休学しフルタイムでビンスの元でレッスンを受けていましたので、そのころの懐かしい話で盛り上がり、楽しい1日でした。
本当に毎週日曜日は朝5時に起きて終わるのが夜8時ですが、ビンスはこの日をいつもとても楽しみにしています。

土曜日は子供のレッスンに来て、日曜日は子供の大会に来て、、、それが一番リラックスできて楽しい週末だと言ってくださるご父兄もいます。