バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

よいお年をお迎えください。

2013-12-31 10:05:00 | テニス留学

マンリーの大会も最終日です。

美里さんはAグレードシングルス優勝、そして遙さんは女子予選コンソレ準優勝。
デイビットは第1シードに惜しい5757ダウンでした。

いろいろな方に「明日はやっていますか?」と聞かれていますが、クリスマスの日も通常通り、新年も通常通りです。マンリーが終わると1年も終わり、でもこれからテニスが一番盛り上がる、オーストラリアが一番いい季節になります。

皆さん2013年も大変お世話になりました。とてもよい1年でした。そして2014年もよい1年になりますように、健康で幸せな1年になりますように。バークレーアカデミー、バークレーファミリーをこれからもよろしくお願いいたします。



マンリー大会3

2013-12-29 09:18:00 | テニス留学


去年もこのコートで試合を見ました。もう15年毎年多くの日本からの留学生をエントリーしているお馴染みの大会です。
またマンリービーチはすごい人。お天気も最高でした。

確か一番最初にマンリーの大会に出たのは11歳か12歳だったデイビット。
昨日の試合は親ばかですが、とても成長が見えました。試合を見ながら11歳のときの彼を思い出してしまいました。tenniswink最初は確かBグレードシングルスに出て、ビンスと一緒にダブルスにも出たことがありました。

テニスというスポーツを通じて、人としての成長をする、ということが最高の成果だと思います。勝っても負けてもどちらでもいいのですが、そこで全力で戦う若者の姿が見たくて行って正解でした。親にとってはその舞台がグランドスラムでなくても、十分なのです。そういうご父兄や家族の方たちが昨日はたくさん試合を見に来ていました。

変に成績にこだわって今しなくてはならないことを見失ってしまわないように、テニスが今できることに感謝して日々過ごせるように、こんなに素晴らしいスポーツにかかわっていられることは本当に幸せなことだということにみんな気が付いてね。


きっとかいとくんを見つめるお母さんも同じ気持ちで試合見ていましたよ。

マンリー大会2

2013-12-28 09:04:00 | テニス留学
マンリーの大会3日目、毎年この大会にはオーストラリアのランキングが今なくても元何々、、という人が数名出場します。
今年はその元何々さんが少なかったのですが、一人大物選手が予選に出ていました。





その大物選手(フィッシャー選手、ダブルスのスペシャリスト、2006年ジャパンオープンダブルス優勝、最高ダブルス世界ランキング19位です。)に全力で向かっていったマサくん、負けたけれど十分素晴らしい姿を見せてもらいありがとうと思いました。こういう姿を見るとマンリーまでの運転もまったく苦には思えませんでした。



マンリー大会1

2013-12-27 08:49:00 | テニス留学
毎年楽しみにしているマンリーの大会、26日Boxing Dayからスタートです。
試合のない人は通常通りの練習。
今年はオープンは27日からなので26日はAグレード(スペシャル)です。伝統あるこの大会、もうアカデミーからは15年連続でエントリーを続けています。
サーフェスがオムニでも、この大会だけはどうしても避けられない、由緒ある大会なのです。



そして長い道のりの運転、それも3会場行ったり来たりですが、この海が見たくて来てます。peace



シドニーにはこのようなビーチがたくさんあるんですよ。何度来ても最高の場所。シドニーは本当に美しい場所です。

メリークリスマス

2013-12-25 09:08:00 | テニス留学
クリスマスの今日はにわか雨の涼しい1日です。
クリスマスの本当の意味とは、といつも思います。日本ではマスコミがつくりあげた違ったクリスマスのイメージがあり、単にプレゼントがもらえる日のようですが、本当のクリスマスって何かなとよく考えます。
決まった答えはないと思いますが、この日を家族で無事に過ごせることが幸せなのだと私は思っています。

昨日は金子コーチの最後の日で、その最後のお別れ会で、みんなにクリスマスということもあり、一番長く留学しているマサくんから、そして7年前にアカデミーにいた晋さんからとても素晴らしいメッセージをいただきました。
オーストラリアにテニス留学するんだといえば、へえープロになるの、がんばってね、という周りの声が聞こえます。でもウィンブルドンのチャンピオンは毎年男女一人ずつ、世界中に多くのテニスを目指す若者がいて、その中のたった一人だけです。

本当の幸せとは、その人それぞれ、違うものですから、一概に何が幸せなんだとは言えませんね。晋さんは、このアカデミーに3年間関わりながら、日々いろいろなことを学び今の晋さんがあります。決して日本の一般の方から見たら、とても安定していた仕事をやめてオーストラリアに来る、ということは、よい選択とは思われなかったでしょう、でもそこに強い「信頼」があったからこそ、見つけた大きな幸せと想像できなかった大きな成果なのだと思います。

これからも昨日の晋さんのお話しになった、今は見えないけれど、自分の勘で自分の信じる人についていく気持ちを持ってみんなにがんばっていってほしいです。決してテニスで成績を残すことだけがその成果ではないけれど、それ以外の特別なものがここにはあることを、どうか忘れないでいてください。そしてそれを伝えたくて、日々ビンスも私も一生懸命であることを忘れないでいてください。メリークリスマス。ribbon