バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

海外での振る舞い方で知っていた方が良いと思うこと。

2019-01-24 14:32:00 | テニス留学
1週間日本に滞在し戻ってきたところです、
日本に行くと毎回気がつくことがあり、勉強になることもあり、そうか、だから日本の人はこういう風に考えるのだなとか、また自分より年上の人がさらにチャレンジしているのを見ると、ユニクロの社長さんも言っていましたが、現状維持、無難な道、ではなく常にチャレンジしなくてはならないなと思います。

この状況でオーストラリアの人ならこう思うだろうに、とか、日本はこういう習慣があるからオーストラリアで勘違いを起こしてしまうんだなと気がつくこともあります。

また1つ日本では大丈夫だけれど、西洋の国にきた時知っているべきこと、と思うことがありました。
それはお金を払う側とお金を受け取る側の考え方についてです。
それは、前にも書きましたが、オーストラリアではお店で買い物をした時、買う方の人もちゃんとサンキューを言います、買ってやったんだぜ、という感じで、店員さんにサンキューと言われて、それにただ答えているだけではあまり良い印象にはならず、自分の欲しかったものが手に入ったのだから、サンキューというべきなのです、お金を払ったんだから、手に入るのが当然なのではないということです。テニスのレッスンやホームステイでも同じです、お金を払ったんだから、。。。してもらうのが当然とか、お金を払っているんだから。。。を作ってもらえるのが当然なのではありません。オーストラリアでは少なくともそういう考え方はありません。お金を払った方がえらい訳でもありません。

その部分を考えるとやはり、サンキューが大事だということの再確認となります。日本語で話す時、少し柔らかくいうために、すみません、をつけたり、恐れ入ります、というのと同じで、サンキューを加えながら会話するとソフトな印象になるということなんです。



サンキューが頻繁に

2019-01-16 12:28:00 | テニス留学


先日ブログに感謝の気持ちを表現すること、サンキューをたくさんいうことについて書きましたが、同時に留学生にもその話をしました。
その後、サンキューが多く聞こえるようになったアカデミー。
これで留学生にも何か良いことが起きればいいなあ、奇跡が起きるといいなあと願っています。

ほんの2泊でしたが、留学生はグランドスラムを観戦をしました。あのジリジリと照りつける太陽の元での観戦、会場の雰囲気、綺麗なメルボルンの町、と興奮連続の時間だったようでよかったです。またコーチ用のカンファレンスもとても充実していたようです。

今年のシドニーは蒸し暑いです、毎日のように30-35度。暑くても数日涼しくなり休憩してまた暑くなる繰り返しなのに今年はその休憩する日があまりないです。




またファミリーが戻ってきてくれました。

2019-01-13 11:42:00 | テニス留学


シドニー国際も終了しました。アレックスデミナー選手はシドニーで最初の優勝ができてよかったと思います。
セミファイナルではフランスのシモン選手と試合をしましたが、シモン選手はずっとシドニーで、うちのデイビットとヒッティングをしていて、毎回リクエストしてくださるので応援していたのですが、残念でした。

毎年全豪の前にアカデミーに寄ってくれる、またファミリーメンバーが戻ってきてくれました。
17-8歳からずっとなので、もう15年のお付き合いになります。
羽田からメルボルンへの直行便があるのに、シドニーに毎回きてくれる、本当に毎回あえてとても嬉しいし、感謝しています。

全豪のグランドスラムコンファレンスに参加している人は木曜日の夜からメルボルンに、そして全豪の観戦をする人たちは今日日曜日のお昼過ぎのフライトでメルボルンに向かいました。
楽しい2週間が待っています。

ありがとう、がキーワード

2019-01-07 11:51:00 | テニス留学
日曜日からシドニーインターナショナルが開催されていて、目の前でトップクラスの選手がみられるのは、留学生にとっては大きな魅力です。特に土曜日は予選が行われていましたが、日本の選手も出ていて、それほど混雑していないし、それも何より無料でしたので、留学生は大興奮の1日だったようです。

昨日6日はアカデミーでWorld Junior Tennis Tourの今年の1回目の大会を行い、トロフィーのプレゼンターにレスリーさんがいらっしゃいました。13のグランドスラムのタイトルをお持ちで、今でも毎日テニスをしている、と言うレスリーさん、70歳を越してもとても魅力的で素敵な女性、オーラが違います。そのレスリーさんがビンスの従兄弟でもあるので、レスリーさんのファミリーまでが私にもフレンドリーにしてくださり、大変恐縮です。

アカデミーには色々な人が訪問されるので(グランドスラムのチャンピオンや世界で10位以内だったような元選手とか、監督やコーチなどなど)本当に素敵な方達にたくさん出会うことがありますが、やはりそういう方達は振る舞い方や話し方や人との対応の仕方が違います。
トニーローチさんが日本でホテルにチェックインするときの背中は、本当に重みがあったと言うか、全く違う雰囲気を出していましたし、挨拶の仕方、クラブハウスに一歩足を踏み入れた状態で、だいたいこの人は元、、、、って言うのはわかります。
その中で共通しているなと思うのは、簡潔にわかりやすく話をすること、それと一番感じるのはサンキューをきちんと伝えると言うことです。トニーさんもレスリーさんも訪問されたとき、必ず何回もサンキューを言います。世界のトップ100位にいたクリスティーンコーチもアカデミーでよくコーチをしますが、彼女も必ず何かある都度にサンキューを言ってくれます。恥ずかしいから相手の目も見ないとか、挨拶もしないとか、御礼も言わないとか、そういうことは絶対ないです。
日本では「ありがとうございます」と言う言葉を一般的にあまり使わないようですが、ありがとうって実はとてもとても大事な言葉で、繰り返し言うことで、奇跡が起きる、、って言う本を読んだこともあります。日本人だからありがとうは言わなくていい訳ではありません、やっぱりオーストラリアにいる間は国際人としての振る舞い方を学んで欲しいので、みんなに「ありがとう」は大事にしてもらいたいなと思いました。
そしてそのありがとうを伝えることで、言われた人はとても良い気分になります、友情関係も築けるのです、あの時は助けてくれてありがとう、いう会話から見ず知らずの大会で出会った選手に伝えてみたら、そこから会話がスタートしたり、一緒にダブルス出ない?って言われることもあるかもしれません。
私ももっと一日の中でありがとうという感謝の気持ちを持たなくてはいけないなと思う今日です。



スーパーマンのように

2019-01-04 14:41:00 | テニス留学
12月末から今日まで池上コーチが日本からお手伝いにきてくれていました。
8月からの5ヶ月間のブランクがあるのに、まるでずっと一緒にいたかのようにすぐ馴染んでたくさんのレッスンをしてくれました。彼のレッスンが受けたくてわざわざきてくれた現地のジュニアもいます。

マーシーとは彼が25歳の時からの付き合いですからもう19年?
全て知り尽くし、それでもありがとうをたくさん言ってくれる彼はやっぱりこのアカデミーのヒーローです。

彼だけではありません、毎年クリスマス時に遠征にきてくれる、中瀬コーチとは20年以上、そして斎藤コーチとは13年、両洋高校さんとは5年のお付き合いになります、私にとっては家族がオーストラリアに帰ってくるみたいなそんな感覚です。毎回きていただけることに感謝、そういうつながりができていることに感謝です。