バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

アカデミー生

2021-04-24 14:48:00 | テニス留学


とってもよい写真が撮れました、一人映っていないのが残念ですが。
午前中のエリートクラスはコロナになるまでは日本からの留学生中心でしたが、現在はこのメンバーです。
オーストラリアのシドニー在住の人がほとんどですが、それでもシドニー郊外あらゆるところから参加していて、みんな一人で飛び込み現在はとてもよい友達。クイーンズランドから参加している選手もいます。

年齢もばらばら、まだ高校生も数名います、高校卒業したての人もいます、何よりもこのアカデミーに来るまではみんな知らない人同士だったのに、この場で一緒にテニスをしながら、絆を深めて今は最高の友達になれている、それが素晴らしい。
みんなのことが大好き、どの選手もみな、よい青年、挨拶もきちんとできて、ビンスのジョークも笑ってくれて、そして何よりもテニスが大好き。

最初は恥ずかしくて目も見てくれなかった子もいます、挨拶もできず素通りの人もいました、だけどアカデミーを信じてくれて、サポートしてくれて、本当にありがたい、みんなが大好きです。

       
    

オーストラリアに来て33年

2021-04-21 10:22:00 | テニス留学
私はオーストラリアに来てほぼ34年になろうとしています。
今でも国籍は日本なのでパスポートは日本のパスポートにオーストラリアの永住権のビザがついています。

最初は私も日本から何を持っていったらいいか?何が必需品?と考えていました。
でも長いオーストラリア生活で一番思うことは、その国の生活スタイルにはその国にあったものがあるということです。

それは単に洗剤とか、薬とか、家具とか、日焼け止めとかだけでなくて、服装も。
やはりTPOに合わせた服装、オーストラリアにあった服装というものがあり、オーストラリアにあう服装ならばオーストラリアで購入したら一番だと思います。
もちろん日本食は恋しくなるし、思い切りお寿司が食べたいと思うときもあり、お正月にお節料理を食べた話を聞いて、うらやましくも思いました。gift

恋しくなったらいくらでも日本のレストランに行って日本の食事をすることも可能です。

日本の生活そのままをこちらに持ってくる、というスタイルも可能ですが、私にはそれはあまりにもったいないと感じます。
日本に帰ったときは思い切り日本人の生活ができるから、そしてそこで日本を満喫すればいいし、オーストラリアにいるときは、オーストラリア式でもっとオーストラリアを知れば知るほど、十分優れたものがあることに気が付くはず。そういうことを知るきっかけを作ることなく日本の生活を通すのは私にはもったいないなと感じます。

日本にはなになにがあるのに、なぜオーストラリアにはないの?という疑問が出たら、それもオーストラリアがそういうことを知らないから、愚かだからなのではなくて、単にその国のルール、規則があってそれが可能にはならない、ということがほとんどだと思います。
オーストラリアをもっと知れば、その理由がきっとわかるはずです。

とはいっても私だっていつもビンスに、めちゃくちゃ日本人って言われることはよくあります。
でもオーストラリアにいる限りはオーストラリアをリスペクトして、オーストラリア製品をサポートしたいと思っています。

とふと日本人向けの掲示板を見て、思ったことを書きました。反対意見ももちろんあるでしょうけれど、私の個人的な意見です。




スクールホリデーです。2

2021-04-08 12:43:00 | テニス留学
イースターも終了し、スクールホリデーです。

オーストラリアはコロナ対策が素晴らしいので、マスクも必要ないし、国外に行くことができない以外はほとんど通常に戻っています。

テニスオーストラリアも大会を1月から再開させ、4月のスクールホリデー中は多くのジュニアや大人の大会があり、特にクレーコートでのナショナルズやITFジュニアがあるので、アカデミーのクレーコートをレンタルも多いです。その中にはレイトンヒューイット選手の息子さんもいて、お父さんと一緒に2日間練習に来てくれました。symbol1




テニスは家族をつなげるものだと思います、家族の誰かがテニスをしていたことがきっかけでラケットを握るようになり、そこからお父さん、お母さんと練習をして、、、そしてテニスのすばらしさを知るきっかけになるのでしょう。家族6人でテニスに来るファミリーがいます、とてもとても素敵なファミリーで、お子さんはトップレベルの選手でもありました、30歳を超えてもご両親と一緒に週末テニスに来てもらえるのはうれしいし、素晴らしいことと思います。


スクールホリデーです。

2021-04-06 08:10:00 | テニス留学
今年の夏はほとんど暑い日がないまま、終わってしまったようです、もう4月。
イースターも終了し2学期が始まるまでのスクールホリデーです。
雨の多い夏でした。

日本からの留学生がオーストラリアに留学できない時期が1年以上になってしまいましたが、
25年以上いろいろな方を日本全国各地からおあずかりした日々でのことが、現地のジュニアとのやりとりでも役にたっています。

いつになったら国境が開き以前のように日本とオーストラリアで行き来ができるようになるのか、またいつになったら、安心して好きな場所に旅行したりすることもできるのか、わかりません、そして国境が開き、すべてが元に戻ったときに、何かが変わっているかもしれません、でも目の前にあることを少しずつこなして、変化にも順応できる人にならなくてはと思っています。

スクールホリデーでジュニアの大会が多く行われています。
ジュニア育成には10年の月日が必要です、アカデミーのコーチは目先の試合に勝つ指導はしていないので、その辺のサポートがコーチには大変だと思います。

それでもいろいろな若者とやりとりしている日々はとても幸せで楽しいです。
ご父兄とのやりとりも楽しいです。
いつも、ここに日本の子供たちがいたらなあと思いながら過ごしていますよ。
smilesmile