バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

適格に伝える

2017-09-28 12:22:00 | テニス留学
月曜日からスクールホリデーのため、たくさんのジュニアがテニスに来ています。

私も日本滞在よりオーストラリア滞在が長くなりましたので、話す内容や伝え方はオーストラリア式です。
その都度感じるのは日本で会話するときと英語での会話で一番気を付けることは(特に日本語の通訳をしたり、日本のことをオーストラリアの人に説明することがあるので)英語ではとにかくシンプルに、簡単な言葉で的確に趣旨を伝えるということです。

イエスかノーか、ボールはインかアウトか、好きか嫌いか、とにかく白黒はっきりさせなくてはなりません。
また自分はこれは希望していない、これはしないでほしい、など日本ではっきりと言えないことも、はっきり言っていいし、はっきり言ってもこちらの人は個々の意志をしっかり受け入れてくれるのです。
だから本音と建て前がないので、慣れてしまえば楽です。

でも私も最初は言いたいのに言えない、言うことに慣れていないから、我慢して押さえて、という日々もありました。
でも意外とこちらの人って支障なく受け入れてくれるのです。

たとえば、昔昔私が学生の頃、あるところにホームステイをしていて、エージェントなど通さず直接のやりとりだったので、引っ越しをする、出て行きたいと言うことに戸惑っていました。いつ言おうか、理由はなんとすればいいのか?迷いに迷って大決心をし、勇気を出して「すみません、引っ越しすることになりました。」と言ったときのホストファミリーは「あっそう」とそれだけでした。
何、こんなに悩んだのに、全然平気じゃない、こんなにあっさりしたもんなんだと逆にびっくりしたのを覚えています。
こういう経験も単に英語の勉強を机に座ってするだけではわからないことで、実際に暮らしてみるからこそ知ることができます。
言いたいことを上手に相手に伝えられると、ストレスも少なく、毎日ハッピーでいられますよ。



ボンダイベアフット

2017-09-24 10:06:00 | テニス留学
木曜日の午後にトレーニングをしてくれているネイソンコーチに薦められて、24日日曜日にボンダイベアフットというイベントに参加した3名です。

砂浜を走る競技で、チームや個人的にエントリーもできて、オープン、14歳以下、40歳プラス、55歳プラスなどの種目があります。

単に砂浜を裸足で4キロ、10キロと走り競うものですが、それでもスポーツが大好きなオーストラリアは見ず知らずの人でも応援し、励ます精神が素晴らしいし、また無料で提供される飲み物や食べ物、素晴らしいボンダイビーチで現地でのイベントに参加ができて、楽しくて充実した日曜日になったようでした。





リバビューボーイズとのマッチ練習

2017-09-21 13:04:00 | テニス留学
水曜日20日の午後はリバビューカレッジの男の子たち16人とのチャレンジマッチを行いました。

なかなか入ることができない、由緒ある私立の男子の学校です。(学力テストなし、小学校5年生から。)
単なる勝ち負けのためだけでなく、スポーツから人間性を学び礼儀作法を学ぶことを目的にしているので、みんな毎回のごとく、紳士でした。
そしてすごいのはトニーローチさんのお孫さんのジャック君もこの学校に行っているので、デイビスカップのコーチに見守られてみんな試合をしていたことになります。strawberrykakigooriitem9animal11

今年の9月はまだ雨がまったく降っていません、農家の人たちは困っていると思います。

記録に残る雨量の9月らしいです。今日は30度を超す予報、明日は40度近くまで上がるという予報
です。水不足にならないといいですが。



絶対お薦めするオーストラリアの魅力

2017-09-20 12:21:00 | テニス留学
本当によい季節になりました。

オーストラリアのシドニーは日本から来て長期滞在するには、絶好の場所、時差は1時間だし、9時間のフライトなので、来やすい、留学しやすい場所です。
その上、オーストラリアの何よりもその助けになる魅力は人だと思います。

フレンドリーであること、助け合う精神、短期滞在ではそれをしみじみと感じることは少ないかもしれませんが、長くいると本当に思いますし、オーストラリアの優しい人たちに私もたくさん助けられました。

一番面白いのは全然知らない同志で始まる楽しい会話。

ジュニアITFの試合のために家族5人でアメリカからやってきたご家族が毎日クレーコートで練習をしています。このご家族とも、すぐに話が盛り上がりました。

ビンスのアカデミーに来てクラブハウスに一歩足を踏み入れた途端、お客さんたちと楽しい会話が始まります。
フットボールチームの話、政治の話、昨日のニュース、デビスカップの話や自分の出身地についてなどなど。
その経験が日本に戻ってから、まったく知らない人とどうやって会話をスタートし仲良くなるのか、どうやって友達を作るか、どうやって信頼関係を築くかのヒントになることでしょう。

このアカデミーはきっと世界一フレンドリーで楽しいテニスアカデミーです。そして「楽しい」ことはいいことなんです。



春になりイベントいろいろ

2017-09-18 16:04:00 | テニス留学
過ごしやすい日々になり、夏が近いのを感じます。
今週いっぱいでどこも学校は3学期が終了です。早いところはもう今週からお休みになっています。

高校3年生は卒業の時期でもあります。大学生もお休みになり、大学間のスポーツの大会も行われています。

ジュニアのITFがシドニーオリンピックパークで、そして国際大会男女ともに始まりました。

2日続けて、はりねずみ、エキンナがクラブハウスの近くに現れました。
森の方に返してあげましたが、オーストラリアならではの光景です。ありや寄生虫を食べてくれるねずみなんだそうです。



テニス以外では日曜日にシドニーマラソンがありました。42キロお父さんとともに完走した源太くん、おめでとうございます。