Ryo徒然なるままに

日々の暮らしを徒然なるままにつづる。
何でもありの日記のようなもの・・・

白い巨塔

2009年01月18日 | 読書
皆さんご存じの「白い巨塔」(山崎豊子著・新潮社)を今更ながらようやく読破することができました。
寝る前や、たまに乗る電車の移動時間などなど・・・
ちょっとずつ読んできたのでかなりの時間を要しましたが。

小説が書き始められたのはおそらくボクが生まれる前。
そんな古さを感じさせない小説でした。
本質的な人間の心理や社会通念などが描かれているからでしょうか。
時が経っても、人間、そうそう大きくは変わらないということでしょうか。

みなさんドラマでご覧になって話の筋はご存じでしょうが、
本でじっくりと読むとさらに人間模様が感じられると思います。
読んでみてはいかがでしょうか。

しかし、読み終えて、
「いったい人間は何のために生きているのだろうか」
とちょっと考えさせられるものです。
財前先生のことも理解できるし、里見先生のことも理解でる。
そして、柳原先生や鵜飼教授のこともわかるような気もするし・・・
実に、人間というものをよくとらえられているような気がします。
だから、古い小説にもかかわらず、
現在もドラマ化されたりするのでしょうね。


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