Ryo徒然なるままに

日々の暮らしを徒然なるままにつづる。
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今さらながら東野圭吾 「眠りの森」

2012年04月19日 | 読書
今さらながら東野圭吾にはまってしまいました。
妹が買っていたと思われる東野圭吾作品を続けて読みました。
古本屋で購入した物もあります。


その中でも「眠りの森」について・・・

これはドラマ「新参者」でも主人公を務めた加賀恭一郎シリーズのものでした。
東野圭吾はバレエが好きなのでしょうか。
結構くわしくバレエのことに触れられ、バレリーナの心情に踏み込んだ作品に感じられました。
そして、何よりも人間「加賀恭一郎」を色濃く感じられる作品で、シリーズ作品を是非とも読み続けたいと感じさせるに十分な厚みのある作品でした。

それにしても、加賀恭一郎のセリフ回しを読んでいて俳優:阿部寛の声が聞こえてくる感じがしました。年齢こそ設定と少し違うみたいですが、それ以外のイメージは阿部寛と加賀恭一郎は重なるような気もします。そういった意味では、あのドラマ「新参者」の加賀恭一郎に阿部寛をあてたのは正解だったような気がします。

これから先は、まだ「眠りの森」を読んでいない人は読まないように・・・




これまで、東野圭吾はあまりにもドラマ化、映画化されすぎて、ちょっと敬遠してきたようなtころもありますが、今回の「眠りの森」を読んでみて、人間・加賀恭一郎が今後、惚れた容疑者・浅岡美緒との関係が今後どうなっていくのか、それがとっても気になる作品で、本当に加賀恭一郎の人間くさい部分が垣間見られた作品で、シリーズを通して読んでみたいと強く感じさせられた作品であったのです。
今さらながら、「東野圭吾、やるなぁ・・・」という感じでした。


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1 コメント

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今更ながら・・・ (妹ちゃん)
2012-04-24 18:01:17
東野圭吾の実力はやっぱり本物だと思うのです。ドラマ化・映画化が続き、どうもミーハーと思われがちですが、あれだけの作品を書いておきながらほとんど外れがないという安定感はすごいと思います。あとネタの豊富さ。頭がいいというのが素直な印象です。そしてただの謎解き作品ではなく、じっくりと人間を描くという姿勢が好きです。だから作品を読んだ後々もその余韻が残るんだと思います。特に容疑者Xの献身は映画ではなく原作を読んでほしい作品のトップです。あの犯人の武骨で不器用な、でも献身的な愛が溜まらなく切なく悲しいです。
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