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村野藤吾展:大阪歴史博物館

2014-10-04 | Weblog
大阪へ行く機会がありました。
せっかくなので 1時間ほど寄り道。


サブタイトルが 『やわらかな建築とインテリア』とあります。

私が子供のころ住んでいた所から徒歩1分の場所に丸栄デパート(名古屋)があります。
週に2,3回は母と・・・友達と・・・一人で 行っていました。
父からは有名な建築家の設計とは聞いていましたが、
その設計者が 村野藤吾 というのを知ったのは 建築に関わるようになってからです。

私が生まれる以前に この建物は 日本建築学会賞を受賞しているので、
大阪での建築も どういうものか 気になります。

余談ですが 丸栄にはエレベーターの扉が 東郷清治の女性の絵です。
物心ついて最初に出会った絵・・・これです。
[女性の持つ賓の良い柔らかさ] 子供のころから与えられた課題のようです。

建築家と画家の接点は 曲線:しなやかさ に あったような気がします。



今回展示されている記録から 直線的な建築の存在に曲線を取り入れていた実証で、
「なぜ デパートのエレベーターに この絵?」という子供のころからの疑問が解けました。

子供のころの漠然とした疑問は 直接 生活に関係がないと 記憶から消えていきますが、
ふとしたことで、蘇ることがあります。
・・・近々に この絵に対面してきます。

大阪歴史博物館から大阪城が見えました。後ろのビルが屏風のようです。


・・・難波のことも夢のまた夢 。  名古屋の人が とやかく言うのは 止めておきます。