俺の日々是精進!

気が付きゃなんだかアウトドア派になってた男のブログ

奥秩父で野営

2019-11-12 21:55:00 | アウトドア・道具
先週は野営の相棒と奥秩父の渓谷で野営泊をしてきました。
台風の影響で沢を渡る鉄製の橋は流され、登山道は大雨に打たれて土砂崩れを起こしていた。

それでも登りは何とかクリアしたものの、帰りの下りに不安を感じていた。
何故なら上がりと下りでは世界が違うからだ。
しかしベースポイントへ着き、テントを張りオカリナを吹いたり



焚き火を楽しみながら、お酒を呑んでいる内にそんな事は頭から消えていった



翌朝、雨の心配もないのでのんびりと撤収作業をして全ての荷を背負ったら下山開始。

そして例のポイントへ着いた……
登りの時観た景色とはまるで違い、谷に向かって進まなければならないため恐怖に駆られる。

足を斜面へのせると、「ザッー………」と崩れていきまともに立つ事が出来ない。
昨日よりも不安定になっているように感じた。

昨日、私が付けた足跡はある。
しかし一度踏んだからと言って次も安全とは限らない、昨日踏んだことによって崩落の臨界点に達している可能性もある。

上がりというものは基本的に上を見て進むため、恐怖感が薄いものです。
だが下りは谷に向かって進むため、どうしても視覚的な恐怖が増します。

こうイメージすれば分かりやすいかもしれない
急斜面を登るより、急斜面を降る時の方が怖いはずです。

リスクを避けるため沢にまで降りてこのポイントをやり過ごして、頃合いのところで登山道へ登ろうという事になりました……が、、、続きます。