信頼の証

歯磨きのあと、ご褒美にキャベツをあげました。
バリちゃんは大喜びで、シャクシャク元気よく咀嚼。
わたしは歯磨きのついでに食器洗いに取り掛かり・・・
ん？　咀嚼時間が妙に長くないか？
「バリちゃん、どうしたの？」
「どうした、バリ？」
バリちゃんの横にいた家族１もここにいたり、バリちゃんの窮地に気付きました。
微妙に困ったお顔で咀嚼を続けるバリちゃん。
「上あごにはさまっちゃった？」
「大丈夫か、バリ？！」
心配げにバリちゃんを覗き込む、家族１。
・・・・いや、まだ、本格的には困っていません。
本気でくっついたものを取りたいと思った時は、バリちゃんは手でお口の辺りをかきかきしますから。
それでも、食器洗いをやめてバリちゃんの所へ行って、
「あーんして！」
そういいながら、咀嚼中の口の中に手を突っ込んで、上あごにくっついていたキャベツをとってあげるわたし。
「ありがとう　これで、ごっくんできる。U・エ・U」
「どういたしまして。」
たいへん和やかな、わたしとバリちゃんの日常の一コマでございます。

良いこの皆さんは、決して真似をしないでください。
食べ物を咀嚼中の犬の口の中に手を突っ込んではいけません。
良い犬の皆さんは、咀嚼中の食べ物を人間にとられて、ニコニコしていてはいけません。
自分の食べ物がとられる時は逃げ出す、イヤだと唸るなどの、抵抗しましょう。


「家族１って、へ～ん。仲良しさんは大丈夫だもんねぇ」と思う方はポチッとをお願いします。