新療法開始

大学病院に行って来ました。

元気をキープする療法をしてもらいました。
ヒトでは臨床データがたくさんあり効果も確認されているけれど、犬ではまだ臨床データがあまりないという新しい療法です。
医薬品は、「犬で動物実験→ヒトの治療に導入」
という順番かと思っていたので意外です。
臨床データは少ないけれど、副作用の心配はないということなので、療法をお願いしました。

1時間弱の点滴をしましたが、家族１にだっこしてもらっての点滴で、わたしもつきそうことができ、女医さんにもかわいがってもらい、状況の割には小さなストレスで、今日の療法は終了しました。


昨日もいたずら大王ぶりを発揮していたバリちゃんです。
このまま一生、いたずら大王で過ごしてくれるといいな

必要な逸材

今日も3時間の早出でした。決死の思いで起きました
というのも、昨夜は調べ物があって、入浴後もネット検索をして、そのうちに意地になって深夜まで調べ続けたからです

結局、眠っていたはずのバリちゃんが呼びに来てくれて、寝室に行きました
・・・・・実はバリちゃんに呼ばれても生返事をして、調べ物を続け、ついにバリちゃんに厳しく叱責をされて、しぶしぶ寝ました

バリちゃんが叱りに来てくれなければ、遅刻か、睡眠不足の頭痛状態で一日を過ごしたことでしょう


心の問題だけじゃなく、まっとうな社会生活を送るためにも、バリちゃんは必要です。
私のそばにおいて置いてください

バリ、優先！

今日も定時出社なので、お掃除と洗い物をしてから家を出ようと思っていました。
しかし、目覚めると寒気が
そこで、バリちゃんに朝ご飯をあげて二度寝をしました

二回目の目覚めはすっきり
風邪は回避できたようです。
しかし、しかし、お部屋のちらかりようは限度を超している。
頑張れば何とか掃除をする時間はあるか？！
掃除はできるけれど、またバリちゃんは遊んでももらえず、お留守番か

・・・・・・お掃除よりもバリの幸福感を選びました
いっぱい抱っこして、話しかけて、お手入れをして、バリちゃんが満足してお昼寝に行くのを確認して、ささっと埃だけを取って出社しました
バリちゃんが幸せが最優先だぁ

ごめんね

今日は定時出社だったので、朝から洗濯をしてゴミ出しをしました。
バリちゃんはおとなしく自分の遊んでもらう番を待っていました。
ようやく家事が終わって、足の爪を切っていると待ちくたびれたバリちゃんがやってきて、そっと寄り添って座りました。
その仕草がいじらしくて、きゅん
「短時間だけどバリちゃんと遊びましょう」と思ったところに電話
けっこう手間取る内容の電話で、気がつくと出社時間

結局、バリちゃんと遊んであげるどころか、行ってきますの挨拶もそこそこに家を飛び出しました
バリちゃん、かわいそうすぎ

買いたいのは

連続二日、早出で13時間以上の労働
何が嫌って、一緒に遊ぼうと楽しみにしているバリちゃんを放って出社準備をしなければならないこと。
怒るわけでも、騒ぐわけでもなく、しょんぼりと部屋に座っているバリちゃんを置いて出ていかなければならないこと


お金持ちになりたいです。お金持ちになって時間を買いたい。
バリちゃんと一緒に過ごす時間を買いたいです


・・・・・発想を変えて、バリちゃんを職場に連れて行くのはどうだろう？


どちらの願いの方が叶いやすいのかな。


・・・・・自宅を職場にできるような仕事を始めるとか

お耳が聞こえなくなった頃のこと

バリちゃんと遊ぶのはとても楽しいです
バリちゃんのお耳が聞こえなくなった時は、バリちゃんもわたしもとまどいました。それまで、ピッタリあっていた二人の息が微妙に合わなくなって、しょんぼりした気分になることもありました
もちろん、仲良しさんな二人なので相手に腹を立てることはなく、意思を伝え合おうとお互いに気づかいながら努力しました
でも、やっぱり寂しくってつまんなかったです
一緒に遊ぶ時に、
わたしはバリちゃんに話しかけるのをやめ、バリちゃんもぷみぷみ語を喋るのをやめました。
そんなとき、家族1に言われました。
「どうして、バリちゃんに話しかけてあげないの。かわいそうだよ。聞こえなくても、話しかけてもらってるのはわかるよ。」
ショックでした。反省して、その日からまた、バリちゃんにいっぱい話しかけるようにしました。


あれから、1年以上が経ちました。
バリちゃんとの遊び方はお耳が聞こえていた頃とは違いますが、二人の息はピッタリ合っています。
毎日、楽しく一緒に遊んでいます。
バリちゃんのぷみぷみ語も復活しています。


多分、今の私たちを見て、お耳の悪い犬と飼い主だとわかる人はいないと思います。
ちょっと、わがままな犬にみえているかもしれませんけど
本当はお耳がよく聞こえないのに飼い主の意志をくんで行動するスーパーよい子なのにね

宮沢賢治 なめとこ山の熊

母親とやっと一歳になるかならないような子熊と二匹ちょうど人が額に手をあてて遠くを眺めるといったふうに淡い六日の月光の中を向うの谷をしげしげ見つめているのにあった。
小熊が甘えるように言ったのだ。
「どうしても雪だよ、おっかさん谷のこっち側だけ白くなっているんだもの。どうしても雪だよ。おっかさん」
　すると母親の熊はまだしげしげ見つめていたがやっと言った。
「雪でないよ、あすこへだけ降るはずがないんだもの」
　子熊はまた言った。
「だから溶けないで残ったのでしょう」
「いいえ、おっかさんはあざみの芽を見に昨日あすこを通ったばかりです」
　しばらくたって子熊が言った。
「雪でなけぁ霜だねえ。きっとそうだ」
「おかあさまはわかったよ、あれねえ、ひきざくらの花」
「なぁんだ、ひきざくらの花だい。僕知ってるよ」
「いいえ、お前まだ見たことありません」
「知ってるよ、僕この前とって来たもの」
「いいえ、あれひきざくらでありません、お前とって来たのきささげの花でしょう」
「そうだろうか」子熊はとぼけたように答えました。

「○○って、□□でいいよね？」
「ふん」

「××は、△△するんだったかな？」
「う～む。」

「◇◇しちゃったぁ？！」
「う～わぁ」

さまざまな会話にぷみぷみ語で割って入ってくるバリちゃん
その妙に自信満々な相づちぶりで、家では"相づち名人"とも"なめとこ山のバリちゃん"とも呼ばれています

やってもた

「ご病気なのに、お留守番はかわいそう。お昼間はお家に来る？」
と声をかけてくれた実家の両親の元に、家族三人で遊びに行きました。
実家の両親が大好きなバリちゃんはおおはしゃぎ
走り回って、飛び回って、その合間に父と母にkissの嵐
にぱにぱ笑いながら家中を探検して回り、
そのついでにティッシュボックスにいたずらをしうんちとオシッコもし（シートには行っていました。）
何かもう、ハイパーそのもの

元気いっぱいでたいへんありがたいです
しかし、両親の心配は「バリちゃんの病気」から「バリちゃんを預かること」に完全移行してしまいました

主旨が違うって

バリちゃんはいっときトイレシートでの排泄が苦手になってしまいました。
そこで、トイレトレーニングもかねて、夕食後はトイレシートで排泄ができたらおやつをあげることにしました。
しかし、気がつくと「シートでの排泄」→「ごほうび=おやつ」ではなく、
「おやつをもらいたい」→「シートで排泄」にすり替えられ。
今では、「シートで排泄」→「おやつ=バイト料」と化しています。
なんだか、主旨が違っている

しかし、手術や病院通いが刺激になって脳が活性化したのか、また上手にシートでの排泄ができているので、ノープロブレム
ということにしておきます

楽しいこと

バリちゃんに何か楽しいことをしてあげたいと思ってはいるのですが、この寒さ。
お出かけはきっと辛いですよね。
人間の子どもだったら、映画、博物館、水族館、植物園。スポーツ観戦など、いくらでも遊びに行けるところがあるのにな。
そういえば、猛暑の夏にも同じことを考えていたっけ。

小犬族のためのディズニーランドはないのか⁉


お家にいても読書やゲームができれば楽しいのにね。
本人は走り回って、飛び跳ねて、けっこうアクティブに過ごしていますが、走り回るゲームをさせるのはちょっと怖いです。
お口を使ってする遊びもお勧めできません。先日、久しぶりにバリちゃんに
「引っ張りっこする？」と誘われて、うっかりのりかけてあわててやめました

何か喜ぶことをしてあげたいな。と思いつつ、結局は家族で集まって、「かわいいね いい子だね」と言いながら、バリちゃんを撫でたり抱っこしたりするばかりです。
バリちゃんはそれで幸せそうです


これが幸せの原点かな。と、思いつつも、もっと楽しませてあげたいと思い続けています。