3.11に寄せて

地上から消えてしまった命が幸せでありますように

地上に残された命が幸せでありますように


未曾有の天災に匹敵する、人災。
私たちはもう同じ過ちを犯さない

実は今も胸が痛い

バリちゃんのお耳が悪くなってきた頃、ふみふみとよく何かを訴えていました。もちろん、それは今になって思うことで、当時はただわがままを言っているのだと思っていました(T_T)
治療ができたかどうかはわかりませんが、もっと早く病院に連れていってやれたのに……
不安なときに、もっと優しくしてやれたのに……
一年近くたった今も、あの頃のバリちゃんの不安を思うと胸が痛みます(ノд<。)゜。

甘やかせすぎかと思いながらも、ほぼ毎回、ふみふみと泣いていたバリちゃんを叱らず、抱きしめてあげていたことが救いです(^・ェ・)

でも、もっと親身になってなぐさめてあげたかった。

「はい、はい、しょうのない甘えん坊さん」なんて、上っ調子じゃなく、バリちゃんの不安にむきあってあげたかった。

そんな抱きしめてあげ方でも、何とか自分を納得させていたバリちゃんを思い出すと切ないです。

ごめんね、バリ(T_T)

行くよ

今回の震災でたくさんの未来が消えた

それは、被災者の方の生命だけでなく

あるはずだった様々な未来・・・・。

たぶんこれからわたしたちは何度も何度も

「こんなはずじゃなかった！」

と、思うのだろう。

それでも、わたしたちは進まなければならない。

新しい未来を作らなければならない。

 

きっと、ここからは震災にあわなかった地域にとっても

震災を実感する日々になると思う。

さぁ、頑張ろう！　幸せになろう！

みんなで、新しい未来に行こう！

ターニングポイント

人生には何度か、ターニングポイントがある。

そこで、選択を間違えたら人生が変わる瞬間。

その時の自分のすべてをかけて、立ち向かわなければならない一瞬。

それは自分の戦いだけど、誰かのサポートがあって初めて戦える。そんな、戦いであることも多い。

差し出せる手なのなら、ためらわずに差し出そう。

・・・・もしかしたらそれはわたしたちのターニングポイントであるのかもしれない。

たとえば、ペットと一緒に避難所に避難している人、仮設住宅に入りたいと申し出ている人がいる。今の状況でペットと一緒にいたいと主張することはとてもたいへんだと思う。

でも、ここで家族として暮らしてきたペットを見捨てれば、その人の一生はきっと変わってしまうから、なんとか、頑張って欲しい。

それに、被災してもペットは家族だと必死で守っている人を応援している人もいる。

『災害時の愛玩動物同伴可能の避難所の確保と増加及び、愛玩動物入居可能の仮設住宅の確保と増加と建設を求める署名』

そんな運動が起こっている。運動が実って法整備がされたとき、救われるのは今回の震災の被害者だけじゃない。未来のわたしたちも一緒に救われる。

ナチスがユダヤ人狩りをする前に、知的障害のある人々を収容所送りにしていたという事実がある。もし、その時、「それは、変だ！」「人としてするべきことではない！」と、みんなが自分の問題として声を上げて戦っていたら、ホロコーストは起こらなかったかもしれない。

そんなふうに世界は回っている。

わたしたちは目の前の人のために、そして、自分自身のために、自分の力を使わなければならない。

 

まぁ、いいか。もう、いいか。

日常はすごい。

寒い日のこたつみたいに、ヒトを取り込んで行く。

楽な方へ、楽な方へと流していく。

「まぁ、いいか。もう、いいか。」

でも、まだ今は寒くて、苦しくて、悲しい人がたくさんいる。

みんなが日常を取り戻せる日まで、もう少し心に非日常を置いておこう。

みんなが祈ってる

祈りは届くのか？

祈りは聞きとどけられるのか？

わからない。

けれど、わたしたちの祈らずにはいられなかったという想いは、傷ついた心と身体に届くよね

この週末、たくさんの募金活動を見ました。

生涯で一番たくさんの募金活動を見た週末だったかもしれない。

早く、みんなが安心して暮らせる日本になって欲しいです

 

涙の種を心に植えて

 

悲しみを自分のものとして感じ

差し伸べようとした自分の手の弱さを知った時

心の中に涙の種が植えられる

それはいつか力を持った時

目の前で苦しんでいる人を助けるためのエネルギーになる

そして、未来のその時、笑顔の花を咲かせる

それは、今、理不尽な不幸にふるえる人々の救いにはならないでしょうか

あってはならない苦しみは、ただ“苦しみ”だっただけではなかったと、

未来を救うのだと、

決してムダではなかったと・・・・・

ようやく職場に募金箱を置いてもらえました。

被災地の一条の光になりますように

小さい人たちの心に植える、涙の種になりますように

説明が遅れましたが、

『涙の種　笑顔の花』というのはしょこたん=中川翔子さんの楽曲です

いい曲ですよ。一度聞いてみてください。

『空色ディズ』『happily ever after』『続く世界』も胸に響きます。

 

人間のために生きてくれた

食べ物のことを一生懸命に考える人がいて、多くの生命がつながった

電気のことを一生懸命に考える人がいて、街にも人々の心にも灯りがともった

道のことを一生懸命に考える人がいて、道が現れ愛や思いやりが届けられるようになった

動物のことを一生懸命に考える人がいて、動物たちの生命と動物を愛した人々の心が救われる

　　

人間のために生きてくれた、ずっと一緒に暮らしてきた、

犬、猫、小鳥、家畜・・・・・動物を助けてください。

動物を助ける人を非難しないでください。

 

悲しく美しい記憶

 

起きてしまった悲しくつらい出来事は、誰にも消してあげることはできない。

でも、悲しみの傍らに、美しさを添えることはできるはず。

美しい想い、美しい言葉、美しい景色・・・・・・

被災された方々が顔を上げたとき、美しい何かがその目に映りますように

 

Dear.マイケル Dear.清志郎

もし、マイケルが生きていたら、

あの細い声で、ちょっとピントの外れた、他の人が言ったらキレイ事にしか思えないセリフを、全霊を込めて言ってくれたんだろうな。

そして、きっと、マイケルにしかできない何かをしてくれたと思う。

もし、賢治が生きていたら、

心を痛めながら、泣きながら、それでも、故郷の人のために働き続けたんだろうと思う。

もし、清志郎が生きていたら、

もし、ジョンが生きていたら、

もし、マザーが生きていたら、

でも、今、ここにいるのはわたしたちなんだ！！

悪夢にしか思えないことが現実になってしまった日常を送っている人々や動物たちに、美しく優しい春が訪れますように