民主党政権がスタートして、早一ヶ月。
基本的には頑張っていると思う。自民・公明連合与党よりはるかに本質的な政治の動きをしている。
でも目にあまる点が見えてきた。それは二つ。
一つ目は、プライオリティー、優先順位付けの不足だ。
補正予算の見直しについても、各省庁から削減可能な項目を上げさて、それを政治の観点で削減するっていう方法が取られた。その中心は、仙谷行政革新相の担当だ。頑張ったとは思う。
でもここで見落としてはてはならないのは、本当の国全体化から見たときの優先順位付けが行われたのだろうかという疑問が沸いてくる。
単に下の省庁から、この辺でどうでしょうという積み上げをベースに全てを行っているからだ。
これだったら、官僚の意図が十二分に発揮できる仕組みだ。
これでは省をまたがった優先順位付けは行われない仕組みでもある。
本当の優先順位付けになっていない。これは間違いだと思う。
同じことが、来年度の概算要求の作成でも行われている。
その挙句が、90兆円を超える総額要求となってしまった。
とにかく予算は、下側から積み上げさせておいて、その後切っていくという形では、従来どうりの省毎の縦割りだ。
これでは、本当に民主党に託した国民の意図は達成できない。
もっと政治の横断的なプライオリティーに基づいた予算項目をガイドとして出して、それ以外はゼロから出発しなければ、自公政治と同じだ。
こうした、国全体の課題、その優先順位付けは誰が責任の持っているのかはっきりしない。
おそらくは、仙谷さんと、何をやっているのか見えない、菅国家戦略相の仕事だと思うのがだが、そこが実現されていない。
鳩山さん、一度積みあがったものを削るというのはとても難しいことだと知るべきだ。へろへろと、記者会見に臨んで、これから切っていきますなんて言ってることが、そもそも間違いだ。早急に民主党としての優先順位付けをして、省を横断した形で、骨格を打ち立ててもらいたい。そうでなければ、国民の政治とはならない。相変わらずの官僚、省任せの立案となってしまう。
二つ目は、連立した小会派とのスタンスの持ち方だ。
鳩山さん、この問題を解決できるのは、鳩山さん本人しかいない。下には投げられない問題だ。自分の力で、閣内不一致内閣を一つにまとめていって欲しい。それが、あなた自身の目下の仕事だ。
国民は、期待をもって鳩山さんの民主党内閣を見守っている。
その期待を裏切らないように、自戒して、厳しく律して欲しい。
これこそが、本当のトップダウンだ。
基本的には頑張っていると思う。自民・公明連合与党よりはるかに本質的な政治の動きをしている。
でも目にあまる点が見えてきた。それは二つ。
一つ目は、プライオリティー、優先順位付けの不足だ。
補正予算の見直しについても、各省庁から削減可能な項目を上げさて、それを政治の観点で削減するっていう方法が取られた。その中心は、仙谷行政革新相の担当だ。頑張ったとは思う。
でもここで見落としてはてはならないのは、本当の国全体化から見たときの優先順位付けが行われたのだろうかという疑問が沸いてくる。
単に下の省庁から、この辺でどうでしょうという積み上げをベースに全てを行っているからだ。
これだったら、官僚の意図が十二分に発揮できる仕組みだ。
これでは省をまたがった優先順位付けは行われない仕組みでもある。
本当の優先順位付けになっていない。これは間違いだと思う。
同じことが、来年度の概算要求の作成でも行われている。
その挙句が、90兆円を超える総額要求となってしまった。
とにかく予算は、下側から積み上げさせておいて、その後切っていくという形では、従来どうりの省毎の縦割りだ。
これでは、本当に民主党に託した国民の意図は達成できない。
もっと政治の横断的なプライオリティーに基づいた予算項目をガイドとして出して、それ以外はゼロから出発しなければ、自公政治と同じだ。
こうした、国全体の課題、その優先順位付けは誰が責任の持っているのかはっきりしない。
おそらくは、仙谷さんと、何をやっているのか見えない、菅国家戦略相の仕事だと思うのがだが、そこが実現されていない。
鳩山さん、一度積みあがったものを削るというのはとても難しいことだと知るべきだ。へろへろと、記者会見に臨んで、これから切っていきますなんて言ってることが、そもそも間違いだ。早急に民主党としての優先順位付けをして、省を横断した形で、骨格を打ち立ててもらいたい。そうでなければ、国民の政治とはならない。相変わらずの官僚、省任せの立案となってしまう。
二つ目は、連立した小会派とのスタンスの持ち方だ。
鳩山さん、この問題を解決できるのは、鳩山さん本人しかいない。下には投げられない問題だ。自分の力で、閣内不一致内閣を一つにまとめていって欲しい。それが、あなた自身の目下の仕事だ。
国民は、期待をもって鳩山さんの民主党内閣を見守っている。
その期待を裏切らないように、自戒して、厳しく律して欲しい。
これこそが、本当のトップダウンだ。