バカ犬

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資源ゴミ、ほんとうは資源

2008-04-16 | Weblog
資源ゴミ、ほんとうは資源

NHKの数少ない見るに値する番組に、「クローズアップ現代」がある。
国谷さんががんばっている。プロデューサーの目のつけどころが本当にいい。
残念ながら、問題提起に終わっているが…。

先日、日本の包装ゴミや、ペットボトル、古紙のリサイクルの現状を伝えていた。
日本の資源のリサイクルのサイクルは完全に壊れてしまっていた。

地方自治体などが、集めたリサイクル資源は、日本国内でリサイクルされことなく、中国に高値で買い取られている。日本のリサイクル業者は経営の危機に瀕している。
安い労働力でリサイクルされた製品は、中国での日本製品の生産に使われ、日本に再輸出されてもいる。

方や、我が家では、たとえば包装ごみのプラは、水で洗ってきれいにしてリサイクルに出している。要は金と資源を使って中国の資源活用を手助けしているわけだ。地方自治体は効率・価格が良いから中国に売ったりしている。日本のリサイクル業者は、高く買い取れないので、自分の事業が成り立たないという。

電化製品のリサイクルでも同じ話を聞いたことがある。希少金属を取り出すために、日本から家電製品のゴミを買っている。くず鉄もしかり。

政府、経済産業省は、早急に資源ごゴミの輸出を禁止すべきだ。資源の少ない日本は資源を大切にしないと将来が危険だ。ものづくりの日本は、危機に瀕しているといえる。金では買えないという状態になっているのだ。

資源ゴミみと呼ばれる、「資源」を安く、嬉々として中国に売り渡してはならない。