バカ犬

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12月8日は何の日だ?

2005-12-08 | Weblog
前にも書いたけれど、最近中学生あたりは第二次世界大戦の太平洋戦争の始まりの日だとは知らない様だ。
ジョン・レノンが25年前に射殺された日でもある。

太平洋戦争は、最終的な展開であって、その始まりは日露戦争に
日本が勝ったことにあると言われている。
貧しい極東の小国が、大国ロシヤを破ったのだからみんながぶったまげた。
そこから、小国日本の勢力拡大路線が、パワー・ポリティックスが日本を結果として貶める事になって行った。

最近、東京都の石原知事がおもしろい事を言っていた。
(本当はおもしろくは無いのだけれど)
本当のことだなあと感心させられた。

概略すると、
アメリカにくっ付いていれば安全だと大部分の国民は思っているようだけれど、それは間違いかもしれない。
アメリカは、日本のために血を流してまで日本を守るかどうかだ。
いや守らない。
アメリカは日本戦以外、朝鮮戦争でも、ベトナムでも、アフガニスタンでも、イラクでも勝ったことは無い。
将来、中国と戦争になるとしたら、間違いなく負ける。
そこまで、アメリカのアジアに対するコミットメントは無い。

ここからは、私の考えだが、いわんや日本を日米同盟に基づいて、
中国、北朝鮮の攻撃から守ってくれるはずも無い。
では、日本は誰が、どんな手立てで防衛するのか? 
中国とは戦力,人力では勝てない。
ではなんだろう。
それは、同一価値観に基づいた共同体の構成だろう。
その中では、お互いを平等に、必要な存在として頼りあえる共同体の構築だ。
そうゆうポジションをとっていく必要がある。

初期のEUという、いいサンプルがあるではないか。
だれか、頭のいい馬力のある人が考えてくれるとうれしい。