バカ犬

ちょっとバカ犬になって、本音を言ってみたいと思いませんか?

行政の経営と責任

2005-10-30 | Weblog
行政、官僚の世界には、経営という感覚がまるでない。
民間であれば、仕事上の失敗は成績に響き、
担当役員は更迭か、減給の結果責任を取るのが当たり前だ。

しかし、行政の経営はどうか?数値目標があるわけでもなく、
予算超過経費は後追いで承認されていく。

誰か、行政責任を問われた官僚はいるのだろうか?
聞いたことがない。いれば教えて欲しい。

たとえば、
長良川河口堰問題。10年たった。
1800億円の建設費と、赤字による周辺地元(税金)が推定
一兆円になるという。
これで、建設省の次官とか、河川局長は自分の退職金を返納しただろうか?

たとえば、
2500億円かけている、有明湾干拓事業。
金利負担はドンドン積み上がっているが、
農林省のお役人の、減給が決まったとは聞いていない。
退職金は払えないぞ。

たとえば、
運輸省の「ひまわり4,5号」が失敗した。
今上がっている6号もトラブル続き。400億円が危うい。
誰が責任を取るのか、責任者氏名をはっきりしておいて欲しい。
退職金は返納必至だ。

これらみんな国民の税金か、借金だ。

責任があるところに経営がある。
これが本当の民営化だ。