インタビューアーもしくは記者の質

昔、人に質問するときの訊きかたで、しっかり教え込まれたことがある。

それは、「イエス　ノウで答えられる質問まするな！」だった。
イエス　ノウで答えられる質問をすると、相手が簡単に逃げられるからだ。

もし、本当の情報が欲しければオープン・クエッションにしろ
と教えられた。
「これについてのあなたの意見は？」とか、「どのように対処されますか？」
など、「インタビューを受ける人が考えなければ、答えらないことを聞け」というのがヒントだった。

簡単に言えば、５Ｗ１Ｈだ。誰が、どこで、何時、何を、何故、
どのようにして、
をきけというのが基本だ。それが本質に迫る方法だと思う。

しかし、そんな訓練はされていないようなインタビューアーとか
記者ばっかり。
これでは本当のことには迫れない。

もうひとつ許せないことがある。
それは、「気持ち」を聞いていることだ。
必ず気持ちを聞いている。
これは日本人の記者特有な現象ではないかと思う。

気持ちを聞いてどうするのかと思う。