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バカ犬

ちょっとバカ犬になって、本音を言ってみたいと思いませんか?

国民は自分の行動結果を考えていない?

2015-05-19 | Weblog

安保法制の国会審議が始まる。

安倍さんは、アメリカにコミットしているから、絶対に通さなければならない。
自衛隊は、アメリカ軍と一緒になって、「世界の警察」の一翼を担って、集団的自衛権、積極的平和杉の名のもとに、世界中に出かける。

安倍さんに言わせれば、前回の衆院選で、「自民党の公約」だったのだから、国民の信託は得ていると突っぱねる。

世論調査での「反対」なんて、今更の話だ。

今日の朝日新聞 

今国会で成立「必要ない」60% 世論調査
http://www.asahi.com/articles/ASH5L4SDKH5LUZPS002.html?iref=comtop_list_pol_n02

なんだかね。


高崎山のサルの命名騒動

2015-05-11 | Weblog

日本人の意識のレベルの劣化に呆れてしまった。

問題は、イギリス王室から「シャーロット」命名が発表されてから、シャーロットへの投票が急増した事実だ。
子供は歓声を上げて、自分の投票が採用されてほしいとシャーロットを候補名にあげたかもしれない。
しかし、そこで保護者や、近くにいる大人は、大人の判断を入れてほしかった。
もちろん、応募者の中には、それこそ子供っぽい大人もいただろう。

この国の国民の「ガキ レベル」の判断にあきれたわけだ。

例えば、自分に子供が最近できて、考え抜いて命名した名前を、それを知りつつ隣の友人が生まれてきた子犬に同じ名前をつけたとしたら、どう感じるだろう。あなたは友人の命名を歓迎するだろうか?そこには大人の判断が入って、同じ名前の命名は避けらるのが自然だ。

自分の判断を加えることなく、子供の投票を無神経に認めてしまった大人のガキさ加減が問題だと思う。

高崎山自然動物公園は、さらに臆面もなく「イギリス大使館」にコメントを求めた。これも大人の判断ではあるまい。イギリス大使館は「コメントする立場にない」としか言えないわけだから。

それを根拠に、大分市/県の公社は無神経にも、シャーロットを再確認してしまった。
ここにも大人度の劣化がみられる。やはり、ガキではあるまいし…としか言いようがない。

一事が万事…と思う。


P.S.
この件に関しては、高崎山自然動物公園にも投稿してあります。

憲法記念日で、議論は沸騰 ほんとかな?

2015-05-06 | Weblog

憲法記念日で、いろんなメディア、読売、日経、朝日、東京、毎日新聞に、いろんな議論が書かれた。

読んでみたが、一番心に残ったのは、朝日新聞に東大教授、佐藤俊樹さんが書いているコラムだった。

国民は、非常にまともで、現実路線なのだということだ。


コラム紹介:
「左右の軸消え、現実路線に」 佐藤俊樹 5月2日 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASH4Y664KH4YULZU009.html
中略

憲法の手直しでも、世論は、国会の仕組みの改善を一番望んでいる。現実的な世論自身とかつての左右の対立にこだわりすぎている政権との間に、距離感をおぼえながらも、現実的なだけに、なかなかうまい解決策がないことへのもどかしさは実感している。

紹介終わり

確かに構図が描けると思う。中間的な現実が国民の大多数!!


     護憲 <――――― 現実 ―――――> 改憲

しかし、イニシアティブは国民にあるという自覚が薄いことが残念なことだ。

一読をお勧めする。

アメリカ議会の安倍演説

2015-05-02 | Weblog

アメリカ議会の安倍演説

よく練られた原稿だったと思う。そして、演出であったと思う。

NHKでの全文:日本語http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150430/k10010065271000.html

しかし、あまりにも、アメリカに向けての内容になりすぎていなかったか?
アメリカ訪問なのだからという点を考慮しても、あまりにも本当の安倍さんの考え方の片方、つまり一面のみを述べたものだと思う。

いわば使い分けだ。アメリカ向けと日本国内向け。
両方を知る日本国民からすれば、その矛盾につよい違和感がある。

・右手では握手:日本はアメリカと一心同体だ
・左手では歴史を書き換える:日本の軍事的独立と、アメリカに押し付けられた(?)憲法改正、祖父岸信介の名誉回復

二枚舌が透けて見えるから、信頼して日本国の将来を任していい人だとは思えない。

そこを見抜けない日本人がいる。
自分で読んで、日本での安倍さんの言動とのギャップを把握してみてはどうだろう。

アメリカは厳しく安倍さんの訪米を見ている

2015-04-22 | Weblog

アメリカは厳しく安倍さんの訪米を見ている

4月20日 ニューヨークタイムズのコラム
「安倍晋三と日本の歴史」

要約

安倍さんの、終戦70年記念の米議会での演説の成功は、下記にかかっている
・率直な太平洋戦争の日本の歴史に向き合うか?
・中国・韓国への占領、暴虐への償いの発言はあるか?
・慰安婦への反省はあるか?

歴史は決着がついているはずだが、安倍首相と側近の右翼の仲間は歴史を疑問視し、
それを書きなおそう
としている。
国粋主義者、安倍さんの戦争への自責の念の間違った認識、ごまかし的な理解は許されない。

明らかに安倍さんを非難されている天皇、皇后陛下の行動を見るといい。また皇太子の「次世代に、正確に歴史を伝えていく」という言葉に現わされていることを、安倍さんは慮るべきだ。

要約終わり

と680字ものカラムを書いている。一読されることをお勧めする

ニューヨークタイムズ http://www.nytimes.com/
Shinzo Abe で検索できます。

現在の日本国憲法は、本当にGHQに押し付けられたものか?

2015-04-20 | Weblog

 5月3日の憲法記念日に向けて、安倍さんを中心とする「改憲」推進グループは、その勢いを増しているようだ。それは、彼らが周到な準備をしている事と、日本国民が幼稚な無責任な心的状態にあるという二面から見なければならい。

 しかし、本当に現行憲法はGHQ、アメリカから押し付けられたものだったのだろうか?

 調べてみた。事実は、当時の日本の見識者たちがドラフトしたものを、GHQが手を入れていたことがよく分かる。

 国会図書館の「日本国憲法の誕生」を読んでみてもらうと、そこに明確に書いてある。
URL:http://www.ndl.go.jp/constitution/index.html

引用

国立国会図書館長 黒澤隆雄のあいさつとともに、平成16年5月に発行されたものだ。

「日本国憲法の誕生」
2-16 憲法研究会「憲法草案要綱」
1945年12月26日

憲法研究会は、1945(昭和20)年10月29日、日本文化人連盟創立準備会の折に、高野岩三郎の提案により、民間での憲法制定の準備・研究を目的として結成された。事務局を憲法史研究者の鈴木安蔵が担当し、他に杉森孝次郎、森戸辰男、岩淵辰雄等が参加した。研究会内での討議をもとに、鈴木が第一案から第三案(最終案)を作成して、12月26日に「憲法草案要綱」として、同会から内閣へ届け、記者団に発表した。また、GHQには英語の話せる杉森が持参した。同要綱の冒頭の根本原則では、「統治権ハ国民ヨリ発ス」として天皇の統治権を否定、国民主権の原則を採用する一方、天皇は「国家的儀礼ヲ司ル」として天皇制の存続を認めた。また人権規定においては、留保が付されることはなく、具体的な社会権、生存権が規定されている。

なお、この要綱には、GHQが強い関心を示し、通訳・翻訳部(ATIS)がこれを翻訳するとともに、民政局のラウエル中佐から参謀長あてに、その内容につき詳細な検討を加えた文書が提出されている。また、政治顧問部のアチソンから国務長官へも報告されている。

引用終わり

 さらに、この事実は、2007年のNHK・ETV特集「焼け跡から生まれた憲法草案」にも取り上げられている。

 世界がうらやむ平和憲法を、日本人が、自分勝手な理解で反故にしようとしている。立ち止まって考えてみてはどうだろう。

付けたし:
 「バカ発言」で注目を浴びた太田光さんは、安倍さんの園遊会で、おべんちゃらを言って安倍さんと一緒に写真に納まっている。バカ、バーカと言いたくなる。

沖縄県と琉球新報へのメール

2015-04-06 | Weblog
沖縄県知事と菅官房長官の会談のレポートを見て、下記のメールを沖縄県と、琉球新報に送りました。回答はありませんが、みなさんはどう考えられますか?

「送ったメール」


沖縄県=行政府と、独立国=日本政府との関係では、沖縄の基地問題は、決して解けるものではないと思います。沖縄の立場が、圧倒的に弱いわけです。特に、財政的に。

提案

・沖縄の日本からの独立を問う「県民投票」をやってみてはいかがでしょう。
・結果はどうあれ、国も、今のような高圧的な態度は取れないと考え始めると思います。
・もし、住民投票で独立派が多数を占めたら、儲けもの。日本政府にとっては、反省材料になるでしょう。
・独立しても、基地はすぐには消えないと思います。その際は、日本国政府とアメリカ軍から基地の賃貸利用料をがっぽり儲ければいいと思います。
・沖縄は、観光資源が豊かです。しかも、中国、台湾、韓国、そして日本からも近く、アクセスが容易です。観光で生きていけると思います。
・アメリカ軍は沖縄、日本に固執はしていないと思います。対中国の関係で。
・アメリカは、最終的には、沖縄、日本の基地を撤収して、グアム、ハワイのラインまで、防衛線を下げると思います。中国と二か国で、世界を統治すると合意しています。
・アメリカにはもはや、日本を守るとか、中国と一戦を交えるとかという発想は全くないと思います。

よし、アドバルーンで終わっても、「県民投票」は、日本政府、本土の人に、沖縄の独立の可能性に気づかせ、一方的な、無責任なアプローチをとれないのだと知らせることが出来るでしょう。

欧米でも、安倍さんは危険視されているようだ

2015-03-22 | Weblog

 先日来日したドイツのメルケル首相に、戦後の処理は、反省から始めなくてhならないと言われてしまった。アウシュビッツのホロコーストを徹底的に反省し、国民教育までやった実績のある大先輩から言われたのだから、戦線に回帰することを考えている安倍さんには、返す言葉もなかっただろう。

 メルケルさんだけではない。

 イギリスのロイター通信が書いている。

 安倍首相は「歴史的責任認めよ」、米退役軍人団体が議会演説に条件

 [ワシントン 19日 ロイター] - 4月末に訪米を予定する安倍晋三首相に対し、第2次世界大戦中に日本軍の捕虜となった米退役軍人らの団体が、議会で演説する条件として戦時中の日本軍の責任を認めるよう求めた。

 安倍さんを見つめる目は厳しくなっているということです。

 のんきなのは、日本の一部。 「八紘一宇」なんて、戦前の軍部主体の政権が唱えた、世界制覇の標語を、自民党参議院議員、三原じゅん子が信奉していると言ったという。

 考えよう、日本のこと!!

アメリカのリベラルな目から見れば、日本の安倍政権、自民党は危険

2015-03-16 | Weblog


Bloomberg Viewというアメリカの独立系の通信社の記事が興味を引いたので、紹介してみよう。(この通信社は、The Washington Post 紙と提携している)

“日本は、非民主的で、人権から遠ざかっている政府といえるだろう”から始まるコラムだ。

“the move toward illiberal government and away from human rights. Unfortunately, Japan is catching the bug”.


BloombergView Feb. 15, 2015
http://www.bloombergview.com/articles/2015-02-20/japan-s-constitutional-change-is-move-toward-autocracy

Is Japan Asia's Next Autocracy?  アジアの次の独裁国家は日本か?

Noa Smithさん ニューヨーク州立大学 准教授のコメント

引用(一部です)

 自民党の憲法改定案では、国は「公益及び公の秩序に違背する場合」には、言論の自由、表現の自由を規制することができる。

 「国民の義務」は、あきらかに反自由主義と独裁制を目指している。
・国民は責任と義務は自由と権利の代償であるということを自覚せねばならない
・国民は公益および公の秩序に従わねばならない
・国民は緊急事態においては国家あるいはその下部機構の命令に従わねばならない

我々が危険だと思うのは、日本国民が彼ら自身の自由をみずから進んで手放すように欺かれている(trick)ように見えることである。

引用終わり

平和ボケの日本を案じている。

本当に日本人は、自民党のたくらみ、安倍さんのたくらみに気がついているだろうか? 
日本のメディアはなぜ、こうした自民党の改憲の動きに反応が鈍いのだろうか?

ご一読をお勧めします。

メディアの役割を放棄した日本

2015-03-04 | Weblog


日本のメディアを厳しく評価した、ニューヨークタイムズ 特派員の記事を発見しました。

地方紙ですが、鋭い姿勢を堅持する「神奈川新聞」の記事です。
ご一読ください。

時代の正体 イスラム国」は問う「日本のメディアは最悪」

-邦人人質事件から/米NY・タイムズ マーティン・ファクラーさん
http://www.kanaloco.jp/article/84926/cms_id/129022