クワババの日記

いろいろな事に興味深々

地方の味

2004年12月17日 | Weblog
うどんの汁は関東が濃い色、関西以西は薄い色。関東に居た頃は汁の色が濃くても当たり前で、何とも思わなかったが、最近東京で食べる麺類の汁には違和感を感じてしまいます。
調味料や漬物は住んでいる土地の味が一番美味しく感じるのではないでしょうか。
 信州に疎開した頃は信州味噌が一番だと思い、東北では仙台味噌が美味しくて名古屋に移転しても取り寄せていました。
 病気で40日ほど入院した際、病院食の味噌汁は豆味噌で、初めはとても飲めませんでしたが、仕方無しに食べている内に豆味噌の美味しさに気付きました。慣れたらなかなか良い味がするのです。
 漬物も野沢菜漬けが美味しいので兄に送って欲しいと言うと「美味しい野沢菜漬が食べたけりゃ長野に遊びにおいで」と言われました。「長野の寒い気候に合った漬物だから、温かい九州に送ったって本当の味では無くなってしまう」というのです。
 昔からその地方、気候に合った物が美味しいのだと納得しました。


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2 コメント

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美味しいものはみんな好き (ねーねーねー)
2004-12-18 15:20:14
美味しいから何百年も生き残ってきたのでしょうね。それに、人間の舌って適応力がありますよねー。子供の頃には食べれなかった食べ物も大人になったら何で嫌だったのだろうと思いますよねー。でも大人になってあれダメこれダメっていってる人もいますけど、あれって自分で適応しないで生きてきたって感じ。そうゆう環境があったんでしょうねー。食品アレルギーはもちろんちがいますけどねー。
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お兄さんの名言 (たそがれびと)
2004-12-19 08:40:10
味のある文章に惹かれます。お人柄でしょう。。お兄様の名言、お会いしたいのですよ。
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