俺の名は「ピースケ」
なんだかよく分からないが、気が付いたら、ラダトーム王の御前にいた。
ラダトーム王 「おお ピースケ!勇者ロトの血を引きし者よ!そなたが来るのを待っておった。」
長いので、略!
ラダトーム王 「勇者ピースケよ!竜王を倒し、その手からひかりの玉を取り戻してくれ!
わしからの贈り物じゃ!そこにある宝箱を開けるがよい。そなたの役にたつ物が入っておるはずじゃ。」
ええええ~!なんかいきなり、すげえ難題を押し付けられた気がするぞ・・・。
大臣 「ピースケどのは、ローラ姫のことをご存じか?」
知らないねぇ・・・。西城秀樹の歌か?
大臣 「ローラ姫は、王様の大切なひとり娘じゃ。 王妃様が亡くなられてからは、ローラ姫が王様の心の支えになっておられたのだが・・・。 そのローラ姫が、まものたちにさらわれたから半年になる。
半年!!? ほっときすぎだろ!!
大臣 「王様は何もおっしゃらないが、心の中ではどれほど苦しんでおられることか・・・。
ピースケどの!どうか、ローラ姫を助け出してくだされ!」
はじまって1分もしないうちに、難題がまた一個増えたよ!!
さっきは光の玉とか言ってたくせに、今度は姫かよ!
王様からの贈り物だという、宝箱を開けてみた。
中身は、120G、たいまつ、まほうのカギだった。
ありがたく頂戴し、王座の間を出ようとすると・・・
と・・・扉が開かん・・・。
俺は仕方なく、たった今、手に入れたばかりのまほうのカギを使って、外に出た。
頭の中には、釈然としないものがこみあげていた・・・。
城にはたくさんの兵士がいた。みなとても、ローラ姫のことが心配なようだ。
「うっうっ ローラ姫さま・・・。 ぐすんぐすん。」
と泣きながら、寝ている奴もいた。
働けよ!!
男 「ねえ、知ってる?」
なんだこいついきなり!?頭大丈夫か!?
あ・・・ああ・・・、知ってるぜ。昔の俺は、カニ歩きだったっていう話だろ!?(←適当。)
男 「もうびっくりだよね!」
・・・なんだよこいつ・・・。くそう。一体何が言いたかったのか、気になるじゃねえか。
知らな~い。教えてぴょん♪
男 「ウワサだと、魔物たちに滅ぼされちゃった町もあるんだってね!」
うれしそうに言うんじゃねぇ!!
じいさん 「闇の竜つばさ広げる時、ロトの血を引く者 来たりて 闇を照らす光とならん。
すまん爺さん。何言ってんのか分かんねえ。
じいさん 「おお神よ!古き言い伝えの勇者ピースケに光あれ!」
おわ~!いきなり光ったぞこいつ!
何だ!?ドラクエ9の特技「スキャンダル」かっ!?
ふ~。びびったぜ。
手に入れたカギをいきなり使わせられたり、わけわかんねぇ質問されたり、爺さんからまぶしい光をくらったり・・・。
俺の前途多難な旅は、ここ、ラダトーム城から始まった。
つづく。
~プレーヤー鮎華によるあとがきっていうか解説?~
みなさまこんにちは、鮎華です。
え~まず、タイトルについてですが。あたしがこのゲームをプレイして、最初に思ったことが、「ピースケって、両親いないの?」ってことでした。
お城にもラダトームの町にも、彼の家らしきところが無いんですよ^^;
あと、光りあれ!のおじいさん。これはMPを回復してくれるんですけど、何も知らないとビビると思うんですよね^^; そんな思いを、ピースケにさせてみました。(笑)
さて、次回はラダトームの町です。 → 第2回